島倉さんが遺作で初の演歌1位、亡くなる3日前レコーディングの新曲。

2013/12/24 04:17 Written by Narinari.com編集部

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島倉千代子さん(享年75)が亡くなる3日前にレコーディングした遺作曲「からたちの小径」(12月18日発売・日本コロムビア)が、発売初週で2.2万枚を売り上げ、12月30日付けのオリコン週間シングルランキング(集計期間:12月16日〜22日)で7位に初登場。演歌・歌謡ランキングでは、先週1位の福田こうへい「南部蝉しぐれ」(昨年10月発売・総合13位)を抑え、初登場首位を獲得した。

島倉さんにとって総合TOP10入り、演歌・歌謡ランキングの首位はともに初めて。シングル「人生いろいろ」(1987年4月発売)で記録した総合ランキングにおける最高位(アルバムも含む)の16位(1989年2月20日付け)を24年10か月ぶりに、演歌・歌謡ランキングにおける最高位の2位(1989年2月6日付けほか計9週)を24年11か月ぶりにそれぞれ更新した。

11月8日の急逝直後の11月25日付けのオリコン週間カラオケランキング(集計期間:11月11日〜17日)では、「人生いろいろ」(CD発売:1987年4月)が前週の50位圏外から2位に上昇。12月2日付けのオリコン週間アルバムランキング(集計期間:11月18日〜24日)では、ベストアルバム「島倉千代子全曲集2013」(11月20日発売)が初登場74位を記録し、自身43年8か月ぶりのアルバムTOP100入りと各種ランキングで好動向を示していた。

本作「からたちの小径」は、歌手の南こうせつ(64歳)がプロデュースした島倉さんの歌手生活60周年記念曲。11月14日に行われた葬儀・告別式で同曲が流され、その直後から所属レコードメーカーの日本コロムビアに問い合わせが殺到。電話とメール合わせて1,000件以上の問い合わせがあったことから急遽CD化を検討し、その声に応える形で先週18日に発売された。

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