「絶望要塞」がさらに絶望的に、富士急が「誰も脱出させない」宣言。

2013/12/19 03:46 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


富士急ハイランドは、昨夏のオープン以来58万人以上の挑戦を退け、これまで2組しか脱出に成功していない脱出迷宮アトラクション「絶望要塞」について、さらに難度をアップさせ「絶望的に難しくする」ことを決定した。難度アップは12月19日に行われ、同日より挑戦可能だ。

「絶望要塞」は、巨大な要塞からの脱出をテーマにしたミッションクリア型のアトラクション。脱出できないことがウリという、遊園地のアトラクションとしては有り得ない設定ながら、その難しさの虜になり、繰り返し挑戦しては絶望する自虐的なリピーターも増加している。

しかし、富士急ハイランドとしては、絶対に誰も脱出させまいとさらに鼻息も荒く、ここに来て“異常なまでの難度アップ”を決行。挑戦者たちに“究極の絶望”を与えるべく「もう誰も脱出させません」宣言まで出した。

今回の難度アップのポイントは大きく3つ。まず、経験や知力だけでなく、本来脱出に欠かせない能力である“体力”や“身体能力”が必要不可欠となるステージが新たに登場する。雲梯をして宙を進む部屋や、ダクトの中を這って進む部屋など、体力のない挑戦者には“絶望”が待ち受けることになった。

次に監視室や処刑室、ボイラー室などが新たに登場。各部屋に仕掛けられたギミックを破らないと、先へ進むことはできない。

さらにこれまで数々の挑戦者たちを絶望させてきた時限爆弾の解除や、張り巡らされたレーザー光線をかいくぐって進むエリアに加え、ダイヤル金庫の開錠に挑戦するエリアが登場する。

58万人を絶望させながら、よりえげつない難しさとなった「絶望要塞」。これまで300回以上挑んでいる猛者も現れているそうだが、今回の難度アップにより、また多くの“犠牲者”が出ることになりそうだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.