「嫁は売春婦より安い」で離婚、夫の計画的なツイートに非難殺到。

2013/12/04 20:18 Written by Narinari.com編集部

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中国では先日、微博(中国版ツイッター)に「嫁は売春婦より安い計算」と投稿した男性が妻の怒りを買う出来事が報じられた。ただ、このツイートは、妻と離婚したい夫が意図的に投稿した可能性が疑われているという。

中国メディア安徽網などによると、問題のツイートは安徽省六安市霍邱県の朱さんが投稿したもの。朱さんは2006年に現在の奥さんと結婚したが、今年9月、2人の間でケンカが勃発、互いの両親が介入するほど大きな騒ぎとなってしまったという。以来、夫婦の関係は冷え込んでいたそうだ。

そして10月、朱さんは自身の微博でフォロワーが呆気にとられる内容のツイートを投稿する。それは、結婚時に結納金として支払った5万元(約84万円)をネタに、結婚生活の日数(2,500日余り)、性生活の大体の回数を計算し、“1晩20元(約335円)”との答えを導き出した。その結論として「嫁は小姐(ここでは売春婦の意)よりもぐっとお安くなりました」と感想を漏らしたのだ。

これにはフォロワーも唖然。賛否両論が噴出したが、このツイートは直に妻の目にも触れることとなり、堪忍袋の緒が切れた妻はついに離婚訴訟に踏み切った。冗談であれば朱さんのほうが謝罪して事を穏便に済ませていたのかもしれない。しかし朱さんは違った。もともと結婚生活に冷め、離婚したいと考えていたことから、訴訟を経て2人はそのまま離婚してしまったそうだ。

中国の離婚訴訟では原告よりも被告に有利になるケースも多い。実際、朱さんは妻から離婚訴訟を起こされた際、今回の“計算”のもととなった結納金5万元の返還も求めており、朱さんにとっては狙い通りの展開になったと言えそうだ。

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