JCとJKの“流行語”ランキング、全世代では見られないキーワードも。

2013/11/27 06:55 Written by Narinari.com編集部

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サイバーエージェントは11月26日、現役のJCJK(女子中高生)486人を対象に実施した「2013年の流行」調査の結果から、「JCJK流行語ランキング」を発表した。

このランキングは、女子中高生を中心とした10代向けブログ&コミュニティ「Candy(キャンディ)」で実施したアンケート調査「2013年に流行した言葉」「2013年に流行したモノ・コト」を集計・まとめたもの。その結果は次の通りとなった。

◎今年、自分の周りで流行っていた「言葉」は?
1位「倍返しだ」(115票)
2位「今でしょ」 (76票)
3位「あーね」(56票)
「激おこぷんぷん丸」(56票)
5位「それな」(47票)
6位「じぇじぇじぇ」(46票)
7位「梨汁ブシャー」(32票)
8位「おつ」(26票)

1位には、最終回に42.2%の高視聴率を記録した大ヒットドラマ「半沢直樹」の名台詞がランクイン。ドラマの影響は、バブル世代をはじめとしたビジネスパーソンだけではなく、女子中高生世代の間にも広がっていたようだ。また、3位の「あーね」や5位の「それな」については、全世代・別世代を対象とした「流行語」のノミネート作品ではあまり見られないキーワードで、JCJKならではの流行語と言える。

この点について、「Candy」&「JCJK総研」女子高生編集長の椎木里佳さんは、「3位の『あーね』や5位の『それな』は、リアルでもSNSでも便利な言葉。例えば、普段の会話やメッセージの中で『うん』と返すだけだとそっけなく見えてしまいますが、『それな』と返すと、相手の受け取り方が違ってくるように感じます。1人で複数のSNSを使い分けるなどコミュニケーションの形が変わりつつある中で、会話における相槌や反応についても自然と変化が起きているのかもしれません」と分析している。


◎今年、自分の周りで流行っていた「モノ・コト」は?
1位「LINE」(246票)
2位「ふなっしー」(133票)
3位「Twitter」(31票)
4位「進撃の巨人ごっこ」(22票)
5位「ツイキャス」(13票)
6位「マカンコウサッポウ」(12票)
7位「デイジー柄」(11票)、
8位「ディレクター巻き」(10票)

今やJCJKの多くがスマートフォンユーザーということもあり、1位の「LINE」、3位の「Twitter」、5位の「ツイキャス」など、SNSに関するトピックスが多数あがった。また、4位の「進撃の巨人ごっこ」、6位の「マカンコウサッポウ」も、ユニークな構図で撮影した写真がSNSやネットで拡がったことで人気に火が付いたもの。コミュニケーションにも遊びにも、SNSを上手に活用している女子中高生たちの様子がうかがえる。

さらに、そのほかにランクインした7位「デイジー柄」、8位「ディレクター巻き」はどちらもファッションに関するワード。おしゃれや流行に敏感な女子中高生ならではの結果と言えそうだ。

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