玉木宏のツッコミに会場大爆笑、“人にぶつかる→恋”宣言の高梨臨に。

2013/11/24 05:42 Written by Narinari.com編集部

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1日100万人以上が利用するメガステーション・東京駅を舞台に、6つの“愛”の物語が交錯して描かれるクリスマス・ラブストーリー「すべては君に逢えたから」。その公開を記念して、11月23日、都内で舞台挨拶が行われ、玉木宏、高梨臨、木村文乃、東出昌大、時任三郎、大塚寧々、山崎竜太郎(子役)、倍賞千恵子、本木克英監督が登壇した。

本作で運命的な出逢いを果たし、恋に落ちていくウェブデザイン会社の社長・黒山和樹役を演じている玉木は、理想の出逢いについて「日常的な場所で出逢いたいと思っています。自然な流れで会話が生まれ、距離が近くなるというのが理想です」と語り、会場に集まった女性はうっとり。

そんな玉木演じる黒山と運命的な出逢いを果たし、恋に落ちていく女優の卵・佐々木玲子役を演じた高梨臨は「運命ってたくさんあると思いますが、自分が感じられるかが大事だと思うので、見逃さないようにしたいと思います」と語った。

東京と仙台の遠距離恋愛中の山口雪奈役を演じた木村文乃は、遠距離恋愛をしている女性を演じてみて「遠距離だからって、好きでいることを諦めることが辛いと気づきました。ちゃんと想いを伝えることが大切だなと思いました」とコメントし、会場にいた多くの女性が熱心にうなずくシーンも。

木村演じる遠距離恋愛中の雪奈に、東京駅のツリーの前でクリスマスプロポーズをする津村拓実役を演じた東出昌大は、理想のプロポーズを「人混みが苦手なので、拓実は恥ずかしいって思ったんですが、実際に演じてみると自分たちの世界に入れたので意外と大丈夫でした。実際は旅行とか非日常に逃げてプロポーズをしたい」と笑いを誘った。

余命三か月の宣告を受けた幼い子を持つ父親役・宮崎三郎役を演じた時任三郎は、「役柄の設定はヘビーだったので、なるべく笑っていようと心がけた」と語り、その妻・宮崎沙織役を演じた大塚寧々は「つらい状況にいる役柄なので時間が止まれば良いと思っていました。そして時間の大切さを感じました」と本作で演じた役を通しての学びを教えてくれた。

理想のクリスマスの過ごし方について、玉木は、「この映画がロングランして、この映画を見ながら過ごして欲しい」と言った後、「あ、僕ですか? じゃあ、この映画を見に行きます」と映画をアピール。高梨は「基本的にいつも何もしないでひとりでいる」と言いながら、先日、本屋で出逢い、そこから恋に発展するという映画を観たとのことで、「本屋さんに行って、人にぶつかってみたい」と宣言すると、玉木から「当たり屋だね、それ」と突っ込まれ、会場は大爆笑となった。

木村はサンタクロースの帽子を被った会場の観客を見ながら「皆さんの帽子を見たときから欲しくてたまらなかったんで、この帽子を被りながらホワイトクリスマスを迎えたい」とコメントし、東出は「予定も相手もいないが、結婚して子供とこの映画をDVDで見ながらクリスマスを過ごしたい」と照れながら未来の願望を語った。

本作を撮影した感想を聞かれた本木監督は「みなさん、とても役柄を体に入れてくださる方々で、とてもリアリティがあり、僕が注文することは何もなかったです。だから、僕も1人目の観客として映画を楽しませていただきました」とキャストを大絶賛し、舞台挨拶を締めくくった。

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