首都圏ではあまり知られていない“ご当地からあげ”を、東京・大手町のオフィス街のサラリーマンやOLに年間通じて紹介するお店――。そんなコンセプトの「からあげ野郎 鶏八郎」が12月3日、東京サンケイビル地下2階にオープンする。

「からあげ野郎 鶏八郎」は、鶏のおいしさを引き出すシンプルな調理法のからあげで、鶏の新たな美味しさを提供する専門店。2014年1月からは全国各地に分布する“ご当地からあげ”をイメージしたメニューを、1地域ずつ期間限定で展開し、からあげを通じてご当地食文化の啓蒙を図っていく。

看板メニューは、からあげ専門店でも珍しく、国産鳥の半身をそのまま豪快に素揚げにし、酢醤油で食べる「鶏八郎からあげ」1,280円（税込み）。鶏肉に余分な切れ目を入れずに骨ごと調理しているので、ジューシーな肉質と凝縮した旨みが同時に楽しめる。また、骨も低温でじっくり揚げているのでそのまま食べられるのもポイントだ。

店内は、洗練されたデザインオフィスが多い大手町に、昭和レトロの大衆酒場のような雰囲気を演出。気取らずに楽しめる空間設計になっている。

店名の由来は、全国の名物を日頃から食べ歩いている運営会社ひびきの取締役・村岡圭八郎（けいはちろう）氏に因み命名された。