11月11日（月）に世界同時発売された、ザ・ビートルズのライブアルバム「オン・エア〜ライヴ・アット・ザ・BBC Vol．2」（ユニバーサルミュージック）が発売初週で2.6万枚を売り上げ、11月25日付けのオリコン週間アルバムランキング（集計期間：11月11日〜17日）で初登場3位を獲得した。

また、今週付けではポール・マッカートニー（71歳）の「NEW」（10月14日発売）が9位に入り、ザ・ビートルズ関連作が2作同時TOP10入り。TOP20内には11位のザ・ビートルズ「ライヴ・アット・ザ・BBC」（11月11日発売）を加えた計3作がランクインした。

洋楽ライブアルバムのTOP3入りは、2003年6月23日付けで3位を獲得したレッド・ツェッペリン「伝説のライヴ−HOW THE WEST WAS WON−」（2003年6月発売）以来10年5か月ぶりで、ザ・ビートルズのライブアルバムとしては、1977年6月27日付けで1位となったLP「スーパー・ライヴ！」（1977年5月発売）以来36年5か月ぶり。

また、ザ・ビートルズのアルバムとメンバーのソロアルバムによる同時TOP10入りは、1973年5月に発売されたザ・ビートルズのLP「ザ・ビートルズ／1962〜1966」（3位、通称：赤盤）、「ザ・ビートルズ／1967〜1970」（6位、通称：青盤）とジョージ・ハリスン「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」（9位）が記録した1973年8月13日付け以来、40年3か月ぶりとなった。

さらに、今作でザ・ビートルズのアルバムTOP10獲得作品数は、洋楽グループ史上初の20作目の大台に到達した（歴代2位はボン・ジョヴィで通算15作）。

本作「オン・エア〜ライヴ・アット・ザ・BBC Vol．2」は、1994年に発売され、全世界で800万枚を超すセールスを記録した「ライヴ・アット・ザ・BBC」の続編となるライブアルバムで、ザ・ビートルズがライブバンドとして最も輝いていた60年代前半に英国BBCラジオで演奏した貴重な音源をCD化したもの。11月11日付けのオリコンデイリーアルバムランキングでは首位となっていた。