東野圭吾「卒業」100万部突破、歴代19作目の文庫ミリオン突破作品。

2013/11/14 05:47 Written by Narinari.com編集部

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今週11月18日付けのオリコン“本”ランキング文庫部門では、東野圭吾の人気シリーズ「加賀恭一郎シリーズ」の第1弾作品、「卒業」(1989年5月15日発売・講談社)が、今週で累積売上を100.1万部とし、歴代19作目の文庫100万部突破作品となった。

東野圭吾作品は「容疑者Xの献身」(文藝春秋)や「さまよう刃」(KADOKAWA)など5作がすでに100万部を突破し、今作が6作目。また、すでに100万部突破の「赤い指」(講談社)と合わせ、今回で同シリーズ2作品の100万部突破となり、11月4日付けで池井戸潤「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」(共に文藝春秋)が獲得したのに続き、歴代2人目の記録となった。

「卒業」は、刑事になる前の大学生時代を舞台に、同級生が次々に被害者となった殺人事件の真相を、加賀恭一郎が解決していくミステリー。卒業を間近に、一緒に過ごしてきた仲間たちとの友情が果たして本物だったのか、その真偽が浮き彫りにされるストーリーとなっている。

年明け早々には第2弾の「眠りの森」が「新参者」(TBS系)のキャストでスペシャルドラマ化されることが決定。熊川哲也Kバレエカンパニーが強力タッグを組むことも話題を集めている。

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