日本では「美人すぎる○○」という話題はすでに旬を過ぎているが、世の男性が美人好きなのは万国共通。中国では、日本の影響で多くの「美人すぎる○○」が今なお報じられ、その都度話題となっている。そしてこのたび、福建省アモイ市にある中学校の美人体育教師に注目が集まっており、ネットユーザーは「女神降臨！」などと大絶賛だ。

この“美しすぎる体育教師”の名前は林芸瑩さん。1989年生まれの24歳で、福建省の集米大学卒業後、今年9月から北京師範大学廈門海滄付属学校（中学校）の体育教師となった。大学時代は短距離が専門で、教員になる前はテレビ局で記者や司会者をした経験もあるそうだ。

林先生が突然注目を集めたのは、10月26日に行われた同校の創立記念日セレモニーが発端。もともと“美人で優しい先生”として生徒たちから大変な人気を誇っていた林先生が、セレモニーに合わせていつもと違う華やかな格好で登壇した姿に生徒が興奮し、写真を撮影して微博（中国版ツイッター）に投稿したためだ。

この写真は瞬く間に転載されてゆき、中国のネットユーザーからは「女神降臨！」などと絶賛の声が多数上がり、気付けばメディアも取材に動き出す騒動に発展。林先生は一躍“時の人”となってしまった。

林先生は今回の騒動に驚きつつも、「私はただ自分自身の成長経験を生徒たちと分かち合いたいだけなんです。多くの女の子は体育の授業に多少抵抗感がありますが、私は彼女たちにスポーツを好きになってもらいたい。彼女たちのことを思いやり、彼女たちのことをよく理解して、友達になれるよう努力します」と微笑む。

なお、林先生本人曰く、昔は男子学生によくいじめられるようなか弱い子どもだったそう。それがいつしかスポーツで頭角を現すようになり、学校の体育科の代表を務めたりするなどの縁もあって体育教師を志すようになったそうだ。