“話題の映画”関連文庫が好調、「SPEC」「清洲会議」がTOP10入り。

2013/11/07 07:30 Written by Narinari.com編集部

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11月11日付けのオリコン“本”ランキング文庫部門では、映画化関連の作品が好調。まず先週11月1日(土)より公開が始まった「劇場版SPEC〜結〜漸ノ篇」の同名ノベライズ、(脚本)西荻弓絵/(ノベライズ)豊田美加「劇場版SPEC〜結〜漸ノ篇」(10月25日発売・KADOKAWA)が、週間2.2万部を売り上げ、先週の初登場19位から7位に初TOP10入り。

続いて今週11月9日(土)より公開となる「清須会議」の同名原作、三谷幸喜「清須会議」(7月24日発売・幻冬舎)が、週間売上1.8万部で先週の20位から10位と、9月2日付けでの9位以来、約2か月ぶりのTOP10入りとなった。

映画「劇場版SPEC〜結〜漸ノ篇」は、「SPEC」と呼ばれる特殊能力をも持ったSPECホルダーとのに立ち向かう、警視庁公安部の特殊捜査員との戦いを描いて人気となったシリーズの完結編前編。後編となる「劇場版SPEC〜結〜爻ノ篇」は、今月29日より公開され、ノベライズはそれに先立つ25日に発売される。

一方の「清須会議」は、三谷幸喜が昨年17年ぶりに書き下ろした同名小説で、三谷自らが脚色・監督で映画化した。織田信長亡き後、その後継者と領地配分を議題に開かれ、“日本史上初めて合議によって歴史が動いた”とされる「清須会議」の全貌を、三谷の独自の視点で描iいた歴史エンタテインメント。歴史に名を遺した偉人たちの心理戦を現代語訳で描き下ろし読者の共感を得ている。

話題の映画関連作なだけに、今後のセールス動向も楽しみな2作だ。

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