クジ付きのペン「ガリボール」、コクヨデザインアワード2013発表。

2013/11/01 09:03 Written by Narinari.com編集部

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コクヨは10月31日、使う人ならではの優れた商品デザインを、広く一般ユーザーから集めて商品化を目指すコンペティション「コクヨデザインアワード2013」の受賞作品を発表した。国内外から応募された合計1,217作品(国内1,106点、海外111点)の中から、グランプリ1作品、優秀賞3作品、特別賞4作品が選ばれている。

「コクヨデザインアワード」は、顧客起点でのモノづくりをより強化することを目的に、2002年(平成14年)にスタート。2010年のみ休止したが、今年で通算11回目を数える。過去の受賞作品からは「カドケシ(消しゴム)」や「Campusノートパラクルノ(ノート)」、「Beetle Tip(蛍光ペン)」などのヒット商品も誕生した。

今回のテーマは、「HAPPY×DESIGN」。その意図について同社は「デザインにはたくさんの人を心地よくしたり、感動させたり、時には考えるきっかけになる。見て、使って、みんなが笑顔になっていく。気づきをあたえ、動きがうまれ、明るい未来が築かれていく。『HAPPY×DESIGN』これからの世の中がもっと元気で、もっと幸せになるようなデザイン」と説明している。

そして、応募総数1,217作品の頂点に立ったのが、当たりクジ付きのボールペン「ガリボール」だ。使い切るとクジがわかり、当たりが出ると1本プレゼント――という、文具にあの氷菓のような遊び心を採り入れた。

優秀賞には水引をイメージした蝶結びが付いた輪ゴム「MIZUHIKI BAND(ミズヒキ バンド)」、屋内外で使える樹脂製の座布団「Stoop(ストゥープ)」、ひと押しするだけでいらなくなった新聞や雑誌、お気に入りの紙から付箋を型抜きすることできるスタンプ「タックメモ スタンプ」が選ばれた。

また、特別賞には108通りの形と30色からなる単語カード「shapes(シェイプス)」、全てのページの素材やデザインが異なるノート「Blindsense Note(ブラインドセンス ノート)」、新聞記事ではなく柄を印刷した新聞紙「NON-NEWSPAPER(ノンニュースペーパー)」、鉛筆1本で書ける距離を、地球の円周の約半分、25,000キロに換算した鉛筆「Pencil Journey(ペンシルジャーニー)」が選ばれている。

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