TDL&TDSホット飲料開発秘話、企画検討から約1年&試作は100回以上。

2013/10/31 17:04 Written by Narinari.com編集部

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東京ディズニーランドとディズニーシーで販売している、日本オリジナルのドリンクブランド「D's Delights(ディーズ・ディライト)」。“パーク体験がもっと楽しくなる、おしゃれでかわいいドリンク”がコンセプトの「D's Delights」は開発難易度が非常に高く、企画から昨年9月の販売開始まで、実に3年の年月を費やした。そんな「D's Delights」に、11月1日からは“Select!”をテーマにした新たなホットシリーズが登場するが、この新シリーズも開発に約1年、約100回以上の試作を重ねて生み出されたという。

今回のホットシリーズは、好きなフレーバーを“セレクト=選べる”のが特長。まず、ベースのドリンク(3種類)をセレクトし、次に仕上げフレーバー(2種類)をセレクトする。ラインアップは「もなか抹茶ラテ(あずき/ストロベリー)」「スウィートクリーミー杏仁(マンゴー/ピーチ)」「ライチー・リュバーブティー(ホワイトチョコレート/ラズベリーチョコレート)」の3種類だ。

“Select!”シリーズは、寒い時期にパークで提供するドリンクのため、温度を下げずに、かつ多くのゲストにスピーディーに提供できるよう、食材と厨房機器の相性を調整する必要があった。「スウィートクリーミー杏仁」の開発には、可能な限り果実を増やして食感とフルーティーさを表現する予定が、果実を入れることによって温度が低くなるため提供時にさらに温度が下がってしまうことが判明。

一方で果実を温めすぎると風味が変化してしまう。相反する課題に多くの時間を要し、模索した結果、ドリンクに少しとろみを加えることにより、温度を保つというアイディアにたどり着いた。

「D's Delights」は、販売当初から“1シリーズにつき1アイテム”を流行の食材で使用。今回は「リュバーブ」を選定している。

これはプロジェクトチームのパティシエが、フランスでの修業時代に作っていたジャムからヒントを得たもの。「ライチー」と組み合わせることによって、酸味と甘みの両方が楽しめるハーブティーに仕上げている。

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