驚愕の超豪華“ドラゴンBMW”、ヤクの骨を用いて3年6か月かけ製作。

2013/10/29 11:21 Written by Narinari.com編集部

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10月15日から11月4日にかけて中国・広東省講広州市で開催されている第114回「中国輸出入商品交易会(広交会)」。同展示会は約50年の歴史を誇る中国最大の交易会で、現在は年2回(春・秋)、それぞれ三期に分けて開催されている。毎回、来場者を驚かす一風変わった製品が数多く出展される展示会で、世界各地のバイヤーが集うことでも有名だ。中でも今回注目を浴びたのは、二期(23日〜27日)に展示されたデコレーションBMW。その豪華さ、存在感で来場者の目をクギ付けにしたという。

「飛竜」と命名されたこのBMWは、黄金カラーのスポーツカーBMW Z4にさまざまな装飾が施されている。広東省の著名な象牙細工家である蘇忠陽氏と19人の彫刻・工芸家が協力、約3年6か月かけて製作したもので、材料にはヤクの骨と純金を用い、象牙細工の伝統技術手法を用いて手作りで作られた。

「飛竜」と名付けられている通り、そのモチーフは「竜」だが、ドア部分にはワシの翼をイメージした装飾が施されており、車内のパーツやホイール、マフラー部分にもきめ細かい竜の彫刻が確認できる。ウロコ1枚1枚には金剛経の経文と竜の絵が彫刻されており、描かれている竜の絵はすべて異なるというこだわりようだ。

微博(中国版ツイッター)には現在、このデコレーションBMWに関する書き込みが多数投稿されており、やはり多くの人は圧倒された様子。中には「成金趣味もここまで来ると吐き気を催す」などという否定的な意見も見られるが、展示会の“話題作り”としては大成功となったようだ。



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