妊娠・出産・育児雑誌「たまごクラブ」「ひよこクラブ」が、10月15日発売号で創刊20周年を迎えた。これを記念して、両誌では「赤ちゃんがふえる しあわせがふえる」をキーメッセージに20周年号特別企画を実施するほか、テレビCMや雑誌誌上でさまざまな周年企画を展開する予定だ。

「たまひよ」は20年前、医師よる専門的な内容がマタニティ・ベビー雑誌市場の主流だった中、「読者が主役」の雑誌として2誌同時に創刊。読者モデルや読者ママの赤ちゃんが表紙を飾り、ママ記者が誌面で活躍するなど、新しいメディアを待っていた当時のママたちに大きな人気を得た。

今回、10月15日発売の20周年スペシャル号では、数々の企画を実施。中でも力を入れているのが、20年前に「ひよこクラブ」の表紙モデルを務めた赤ちゃんたちの「今」を追った特別企画、「創刊年の表紙ベビーを探せ！」だ。

20年前に0歳で登場した赤ちゃんたちは、今年ちょうど20歳を迎える。登場する“元表紙ベビー”たちは、妹や弟ができてやさしいお兄さん、お姉さんになっていたり、それぞれに夢を目指して勉強や実習に励んでいたり、少し将来のことについて悩んでいることもあったり……と、いずれも素敵な人生を歩んでいるという。

当時の撮影秘話や、これまでの子育てについてのママの想い、今20歳になって改めて見た自分の表紙写真などについてのインタビューは、親子の絆を改めて感じることができる内容だ。

また、10月12日からは「パパが主役」の新家族CMの放映がスタート。10月21日からは東急6路線に各1編成ずつ「たまひよ」中吊り電車が走る企画も用意されている。