ボウケンジャー俳優が募金中止、登山中に遭難した父親の捜索費用募る。

2013/10/15 05:04 Written by Narinari.com編集部

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父親が登山中に遭難したとして、捜索にかかる費用をネットで募金し物議を醸していた、「轟轟戦隊ボウケンジャー」俳優(ボウケンブラック役)の齋藤ヤスカ(26歳)が、10月14日までに募金活動を休止した。理由は「過度の集金を防ぐため」としている。

齋藤は12日夜Twitterやブログで、新潟と群馬の県境にある巻機山を登山中の父親と10日から連絡がつかなくなり、遭難したと公表。12日より警察と消防で捜索が行われているものの、さらに民間にも依頼する形で捜索隊の人数を動員したり、ヘリを飛ばすための費用として、特設サイトを立ち上げるなどして募金を呼びかけた。

しかし、その時点で遭難の警察発表や報道が出ていなかったこと、また、齋藤が募金を呼びかけるページ内で、集まったお金の使途について「捜索並びに(父の)社会復帰への支援金及び新潟県山岳遭難防止対策協議会への募金」「最悪の場合、(父の)葬儀及び追悼、新潟県山岳遭難防止対策協議会への募金」としていたこと、さらにTwitterでのやり取り中に「www」といった表記を使っていたことなどのさまざまな要因が重なって、そもそも信憑性を疑う声を含め炎上状態となっていた。

結局、その後、一部スポーツ紙や地元紙が遭難を報道。疑いの目を向けられていた父親の遭難は事実だったが、Twitterやブログでの捜索情報の取り扱いについて警察から注意を受けたという。

ちなみに、警察からは募金活動を注意されたのではなく、あくまでも捜索情報についてとのこと。誤解した声が寄せられていたこともあり、齋藤は「警察から募金を止められたわけではないのでご心配なく」と説明している。

なお、齋藤は15日、「これから、登山口の入り口までいってきます。 今まで遠く離れて生活してきたけど、今日は一番近くにいたい」とし、「見つかるまで、探します」と決意を新たにしている。

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