1992年から、限定デザインとしてユニークなボトルの商品を投入している「エビアン デザイナーズボトル」。毎年、贈り物やインテリア、コレクションとして購入するファンも多いアイテムだが、今年は11月4日から、世界的なオート クチュールデザイナーのエリー・サーブ氏とコラボした「2014『エビアン』デザイナーズボトル」を発売する。価格は700円（税別）。

クリスチャン・ラクロワ、ジャン・ポール・ゴルチェ、ポール・スミス、イッセイ・ミヤケ、クレージュ――と、特に2008年からは国際的ファッションブランド、デザイナーたちとのコラボが話題を呼んできたこのボトル。今年のコラボは、“純粋さ”をテーマにエリー・サーブ氏独特のレースパターンをまとい、同ブランドのコレクションを特徴付けたフェミニンでエレガントなイメージを思い起こさせるデザインに仕上げた。

繊細なパターンであしらわれた白いレースは、スッキリとしたボトルシルエットにより一層の気品を添えている。

1964年生まれ、レバノンのダム―ル出身のエリー・サーブ氏は9歳で自分の姉妹たちのためにドレス作りを開始。独学でファッションを学び、10代より近所の人たちを相手にドレスの販売を開始した。

1982年、ベイルートに最初のクチュールアトリエをオープンし、徐々に世界から注目を集めるようになり、1996年頃よりレッドカーペットで著名人らがエリー・サーブ氏のドレスを着用。2000年にパリで初めてのオートクチュールコレクションを発表し、さらに2002年に映画「チョコレート」でハル・ベリーがアフリカ系米国人女性として初のアカデミー賞主演女優賞を受賞した際には、エリー・サーブ氏のオートクチュールデザインを着用したことで脚光を浴びた。