木村文乃“遠距離恋愛”は新鮮、東京駅舞台の映画出演で新たな発見。

2013/09/21 04:36 Written by Narinari.com編集部

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女優の木村文乃(25歳)が9月20日、クリスマス間近の東京駅を舞台にした映画「すべては君に逢えたから」の公開に先駆け、同日完成を迎えた八重洲口の大屋根・デッキなどの「グランルーフ」のオープニングセレモニーに特別ゲストとして出演した。

木村は本作で遠距離恋愛に悩む女性を演じているが、東京駅での撮影を振り返り、「東京駅で、終電後から始発までの短い時間に撮影しました。特別ダイヤで誰もいない無人のホームに新幹線を入れてくださって、たくさんの方に支えられた映画なんだなと改めて感じました」と感謝の言葉を述べた。

その後、東日本旅客鉄道株式会社東京駅長らとともに、この日オープンとなる「グランルーフ」のテープカットを行い、「毎年新しいものができていて進化を遂げている東京駅ですが、古き良きものを大切に守っているところが日本人らしくて東京駅の素敵なところ。この大きな屋根に守られて、たくさんの人の出会いの場になったら素敵だなと思います」と東京駅の新たなスポットに期待を寄せた。

最後にペデストリアンデッキの渡り初めを行い、最後は地元の人たちと共に「木遣り」の音頭で一本締め。華やかにセレモニーを締めくくった。

セレモニー終了後、囲み取材に応じた木村は「こういったセレモニーに出席させていただくのは光栄でしたが、緊張しました」と安堵の表情。「東京駅には家族でスキーに行くために、よく新幹線に乗っていました。指定席が取れず、3人家族で急いで自由席に駆け込んだり、色んなシチュエーションでの思い出がたくさんあります」と東京駅にまつわる自身の小さい頃の思い出を語った。

また、本作では遠距離恋愛をする女性の役を演じた木村だが、「過去に遠距離恋愛の経験がないので、逆に新鮮な気持ちで演じられた」と語り、「今回演じてみて“逢いたい”って気持ちを重ねていざ逢うと、好きという気持ちよりも、まず体の心配に気がいくものなんだと気付いて新鮮な気持ちでした」と、役を演じての気付きについてコメント。遠距離恋愛ができるかという問いに関しては、「どうかな〜わからないです」と笑顔を見せた。

最後に「これから人肌恋しい季節になります。その中で皆さんに心が温かくなるような映画を届けたい。ぜひ大切な人と観てほしい」と本作へのメッセージを寄せた。

映画「すべては君に逢えたから」は、木村のほか玉木宏、高梨臨、東出昌大、本田翼、市川実和子、時任三郎、大塚寧々、倍賞千恵子、小林稔侍らが出演。11月22日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー。


☆「すべては君に逢えたから」ストーリー

舞台はクリスマス間近の東京駅。1日に100万人以上が利用するメガステーションを舞台に、10人の男女のそれぞれの“愛”を描く、ラブストーリー。人間不信に陥ったウェブデザイン会社社長、仙台と東京の遠距離恋愛、母親と過ごすクリスマスを夢見る少女、余命半年を告げられた新幹線の運転士、気になる先輩に告白できない女子大生、49年前の果たされなかった約束――。それぞれが抱える思いが、クリスマスをきっかけに動きだす。毎日何百人もの人とすれ違う中で、たったひとりに出会う“奇跡”によって生み出される一人一人のストーリーが巧みに重なりながら語られる。

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