「阿佐ヶ谷住宅」の再開発進む、平成28年内の建物竣工を目指す。

2013/09/20 14:23 Written by Narinari.com編集部

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野村不動産は、東京・阿佐ヶ谷の「阿佐ヶ谷住宅」建替え計画において、解体・開発工事を進めている。

「阿佐ヶ谷住宅」は東京メトロ丸の内線の南阿佐ヶ谷駅から徒歩5分、南側には善福寺川緑地が広がる閑静で緑豊かな環境に恵まれた低層住宅街に位置しており、敷地面積約5ヘクタール、2階建て連棟式のテラス(タウン)ハウス45棟と3〜4階建て階段室型の中層団地7棟で構成された総戸数350戸の大規模団地(※建替え後は約580戸、うち分譲約380戸)。

特に「阿佐ヶ谷団地」の象徴的な建物であるテラスハウスは、戦後の日本建築界をリードした前川國男建築設計事務所が担当し、多くの団地マニアなどの間で高く評価されていた。

再開発の検討は、建物の老朽化に伴い平成7年よりスタート。平成21年に「成田東4丁目地区」地区計画の都市計画が決定した。この住宅は、区分所有法制定前の昭和33年に竣工しており、現在のように土地の権利形態が明確に整理されておらず、複雑に入り組んでいた。そのため、「マンションの建替えの円滑化等に関する法律」の適用が難しく、権利者全員の合意による等価交換方式を採用したという。

今後は、平成26年春の開発工事完了、平成26年秋の建築工事着工、平成28年内の建物竣工を目指していく。

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