旅の祭典「旅博」に行ってみた、世界154の国・地域の観光局など出展。

2013/09/19 05:57 Written by Narinari.com編集部

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“新しい旅のスタイル”を提案する場として、日本旅行業協会(JATA)主催の「JATA 旅博2013」が、東京ビッグサイトで9月13日〜15日の3日間開催された。国内外問わず旅が大好きなナリナリドットコム取材班もこのイベントを満喫するべく、会場を訪れてみた。

「旅博」は毎年10万人以上の来場者を誇るアジア最大級の旅の祭典で、日本国内だけではなく、世界154の国と地域の観光局や旅行会社などが出展している。旅行情報だけでなく、各地域、各国の文化、食を肌で体験できるイベントとなっており、「いつかバッグひとつで世界一周旅行をしてみたい!」という本格的な旅行者から、「どこかに旅行に行ってみたいな」といったライトな旅好きまで楽しめる内容だ。

「旅博」の始まりは、空港ゲートを模した入り口からの出発。これだけでも否応なくテンションが上がってしまう。広い会場内はワンブロック進むごとに小さなパビリオンのようなブースが配置されており、世界一周旅行をしているような気分を味わえる。

国だけではなく、旅行、航空、フェリー会社も出展しており、例えばはとバスの体験乗車では、バスや飛行機の新シートを体験できるコーナーも人気だった。また、各地域のゆるキャラや、企業キャラクターも多数参加。各ブースはどこも非常に盛り上がりをみせた。ちなみに、各ブースでは旅行券が当たる抽選会や、アンケートやクイズに答えてノベルティをもらえたりと。子供から大人まで楽しめるようになっている。

海外ブースは工夫を凝らした展示や体験コーナーを設置。民族衣装を纏った現地の担当に旅行パンフレットを説明してもらえたり、地域の特産品のアメやドライフルーツナッツなどを試食しながらの交流や旅行の相談も数多く見られた。

伝統的な工芸作成のデモンストレーションや販売も行われており、珍しい工芸品の作り方や繊細な刺繍に見入ってしまう。体験ブースも充実。インドブースでは数週間で消えるヘナタトゥーコーナーが用意され、多くの女性が、繊細で独特の細かく美しい模様を肌に描いて貰っていた。

そのほかにもバリマッサージやトルコの伝統的な人形の絵付けブース、クレオパトラと記念撮影できるブースも人気で、整理券が午前中で配布が終了してしまうところもあったほどだ。

ステージコーナーでは台湾の美味しいタピオカミルクティーの入れ方のセミナーや、舞踏・音楽が披露され、どのステージも客席は満席の状態だった。

“旅博市場”と名づけられた食事とお土産のブースには、各地域の特産品が並ぶ。くさやの干物や行者にんにく饅頭、台湾のマンゴーカキ氷、ファンネルケーキ、イランの家庭料理など、ここだけで何か国も旅行した気分を味わえるとあって、どこも行列ができる盛況ぶりだ。

なお、今年の「旅博」はすでに終了したが、Facebook公式ページや公式サイトにて本年度のハイライトが紹介されているので、旅行情報の収集がてら、見て楽しんでみてはいかがだろうか。



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