今週9月16日付けのオリコン“本”ランキングコミック部門では、現在社会現象となっているヒットコミック「進撃の巨人」（講談社）のシリーズ全巻累積売上が今週で2,000万部を突破（2,038.0万部）し、コミック部門7作目の歴代シリーズ累積売上（限定版含む）2,000万部突破作品となった。

全11巻での2,000万部突破は、今年「君に届け」（集英社）が達成した18巻という記録を大幅に上回っている。

ほかの上位5作は「ONE PIECE」「NARUTO−ナルト−」など全て30巻を超える大ヒット作品。今回の記録により「進撃の巨人」は、売上ベースでもこれらの作品と並ぶヒットシリーズになったと言えそうだ。

そのほか今週のコミック部門は、岸本斉史「NARUTO−ナルト− 66」（集英社）が週間売上67.9万部で、6作連続、通算19作目の首位に。また、（原作）附田祐斗／（画）佐伯俊／（協力）森崎友紀「食戟のソーマ4」（集英社）が3位にランクインし、シリーズ初のTOP3入りしたほか、古味直志「ニセコイ8」（集英社）が5位と初のTOP5入り、（原作）鏡貴也／（画）山本ヤマト／（コンテ構成）降矢大輔「終わりのセラフ3」（集英社）が9位と初のTOP10入りし、注目のシリーズ作品が続々と最高位を更新した。