意識朦朧“妻”分からず口説く、麻酔影響で病院スタッフと勘違い。

2013/09/11 20:36 Written by Narinari.com編集部

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先日、ヘルニアの手術を受けた米国のある男性は、麻酔の影響から意識混濁が続き、目を覚ましても看病しているのが妻とも認識できない状態になっていたという。そんな無防備な時に彼は、カメラを向ける目の前の女性を病院のスタッフと思い、美しい彼女の印象を素直に発し始めたそうだ。この時の映像が、面白さと微笑ましさから米英メディアを中心に紹介され、多くの人を和ませる話題の作品になっている。

米放送局NBC系列KFOR-TVや英紙メトロによると、話題を呼んでいるのは8月30日付でYouTubeに投稿された動画「Seeing her for the first time again」(//www.youtube.com/watch?v=IqebEymqFS8)。動画の主役は投稿者のユタ州在住のジェイソン・モーテンセンさんで、彼が先日ヘルニア手術を受け、麻酔から目が覚めた状態のところを妻が撮影していた。ベッドに横たわっている彼は、寝ぼけているような感じながらもクラッカーを口にして妻と会話をするなど、至って普通の状態のようにも見えるが、この時は麻酔の影響で意識が混濁しており、目の前の妻を、妻と認識出来ていなかったそうだ。

動画の始め、手術をしたばかりで、出てくるしゃっくりにも痛みで声を上げるジェイソンさん。妻キャンディスさんと普通に会話をしていたかと思いきや、彼女の言葉を突然遮った彼は「医者があなたをよこしたのか?」と的外れな質問を始めると、彼女をじっと見つめ出し、クラッカーを手に持ちながら「あなたは魅力的だ」と口説き始めた。混乱している夫に褒められて笑いを漏らす妻に対し、さらに彼は「今まで見た中で一番かわいい」「あなたはモデルなのか?」と畳みかけ、完全に“一目惚れ”をした様子を見せる。

そして、ついに「名前を教えて」と迫ったジェイソンさんに、妻は「私はキャンディス、あなたの妻よ」と正直に告白。思いもしなかった返答を聞いた彼は、病人らしく控えめながらも「マジかよ」と驚き、「どのくらい結婚してた?」などと妻を質問攻めに。やがて「オーマイゴッド、大当たりだ」とまで喜びを露わにされると、キャンディスさんもさすがに照れた様子で「クラッカーを食べて」と話題を変えようとするが、“最高の女性”を前にした彼は、その後も感嘆の声を漏らしながら妻を見つめ続け、最後は再び彼が目を閉じたところで動画は終了する。

図らずも妻への愛情の強さを示した彼の動画は、9月10日頃から米英メディアで注目され、再生回数は470万回(9月11日現在)を超えてなおも急増中だ。結婚6年目というジェイソンさんは動画の説明欄に「妻は私にとって愛そのもの」と記しているが、この感じでは、今後手術してまた意識が混濁した時に、万が一にも妻とは別のきれいな女性を目にしたらどうなるのかが少し心配なところかもしれない。

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