“投身自殺”後に家でのんびり、大勢の救助隊による夜間捜索ムダに。

2013/09/05 11:25 Written by Narinari.com編集部

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先日、中国湖北省安陸市で、恋人と大ゲンカした男性が“投身自殺”を図るという一幕があった。消防と警察は数十人もの救助隊を組織し、男性が飛び降りた川周辺を懸命に捜索。数時間に及ぶ作業では男性を見つけることができず、捜索は翌日へと持ち越されそうになったが、あろうことか本人はいつの間にか川からはい上がり、家でのんきにテレビを観ていたという。

中国紙楚天都市報などによると、8月中旬のある晩のこと。大ゲンカして興奮した男性が恋人の制止を振り切り、「自殺する」と川へ飛び込んでしまった。そして、いつまでも上がって来ない状況に彼女は驚き、泣き叫び、警察に連絡。男性の母親も現場に飛んで来てはおいおいと涙を流すなど、現場は騒然となった。

警察と消防は数十人の救助隊を組織し、捜索作業を開始するが、2時間経っても男性は発見できない。時間は夜で付近は暗く、このまま作業を続けても男性を見つけるのは難しいと判断した救助隊は、その日はいったん切り上げ、翌日再び作業を続けることにした。

と、その時だ。現場に1人の男性が現れる。男性は「“投身自殺”を図った男性の隣人」とのこと。曰く「(投身自殺を図った)彼は水泳がとても得意で、潜水で100メートル近く泳げる」そう。しかも、「さっきずぶ濡れになった男性が岸から上がるのを目撃した」という驚きの証言をしたのだ。

これを聞きつけた警察は男性の家に駆けつける。すると、その証言通り、男性は家で横になり、のんきにテレビを観ていた。男性の話では、彼女が口うるさかったために、驚かせてやろうと“投身自殺”を演じたそう。まさかこれほどまでに大事になっているとは、想像すらしていなかったそうだ。

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