恋人から盗んだお金は尻の中、バレるも取り出せなくなり病院送りに。

2013/09/04 16:29 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


8月下旬、交際していた男性宅から現金と薬剤を盗んだ米国のある女。しかし彼女はいま、警察ではなく、病院で世話になっているという。彼女は盗んだ金5,000ドル(約50万円)と薬剤を隠したまでは良かったが、程なくして犯行が彼氏にバレた上に、隠したものを取り出すのに一悶着あったせいで病院送りになったそうだ。

米紙キングスポート・タイムズニュースや米放送局NBC系列WBIR-TVなどによると、事件は8月27日午前7時頃、テネシー州ブルズギャップにある男性宅で発生した。家にあったテーブルサッカーゲーム台に置いた古い医療用バッグから、4,000ドル(約40万円)と1,000ドル(約10万円)を入れた2つの封筒と薬剤が無くなっていることに、目を覚ました男性が気付いたという。ところが彼はすぐに警察へ連絡をせず、上で寝ていた43歳の彼女に疑いの目を向けた。

実は以前からたびたび盗難の被害に遭い、「彼女が盗っているのでは…」と疑っていたという男性。彼から相談を受けていた警察は、その確信を得ようと午前1時頃、わざとお金を入れたバッグをゲーム台の上に用意して、様子を見たのだという。そして朝を迎えると、予想通りにバッグから現金と薬が紛失したことに気が付いた彼が、彼女を起こして詰問したところ、あっさりと盗んだ事実を認めた。しかし犯行が分かった後、2人はさらなる問題に直面する。

盗んだ物を出すように彼から言われ、まず小分けにした薬を入れた袋を吐き出した女。さらに「金はどうした」と彼がたずねたところ、彼女は「袋に包んで腸の中に入れた」と驚くべき事実を明かした。

そして、もはや逃げられないと悟ったのか、盗んだお金を返すため、体内に入れた袋をお尻から出そうとし始めた女。ところが、うまく体外に出せずに苦闘する彼女は、トイレブラシやトングを体内に入れて取り出そうと試みたところ、腸を傷つけてしまってひどい出血に襲われ、そのまま病院の緊急治療室へ搬送されてしまった。

結局、取り出せなかった現金は病院で“排出”。動かぬ証拠も回収し、男性からの告発を受けた警察は窃盗罪で彼女を捕まえる方針を固めているものの、しばらくは入院が続く見込みのため、まだ逮捕状の執行はされていないという。

警察の調べに対し、犯行の動機について女は「彼が自分を追い出すと思い、生活するためにお金と薬を盗んだ」と話している。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.