世界一多く結婚式挙げる夫婦、妻は「誓いの言葉で夫の目見るのが好き」。

2013/08/09 17:09 Written by Narinari.com編集部

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米国に住む59歳のデイビッド・ブレアさんと62歳のローレンさん夫婦は、「世界一多くの結婚式を挙げた夫婦」という記録の持ち主。1984年にお互いの出身地でそれぞれ式を挙げ、さらに新婚旅行先で3度目も行った時、2人は結婚式の回数を競った世界記録がないか気になったという。そこで、旅行から戻って調べてみたところ、ギネス記録ですでにあると分かり、2人は思い出になりそうな場所や日付を見つけては、記録樹立を目指して式を挙げ続けて来たそうだ。

米紙ニューヨーク・デイリーニュースや英紙デイリー・メールなどによると、現在テネシー州ヘンダーソンビルに幸せに暮らす2人が初めて出会ったのは、1982年9月のこと。ハリウッドのユニバーサル・スタジオで、ローレンさんと出会ったデイビッドさんが一目惚れをしてアタックし、交際がスタートした。当初は彼の気持ちばかりが先走るような関係性だったようで、出会ってから3か月で、彼はデート中に彼女へプロポーズを決行。ところが、この時は結婚に乗り気でなかったローレンさんが、彼のプロポーズを断った。

しかしさらにその3か月後、プロポーズは断りながらも依然デイビッドさんと交際を続けていたローレンさんは、いとこの結婚式へ出席した際にブーケをキャッチ。これが「(結婚する)サインだと思った」という彼女は、翌日に彼へメッセージカードを送った。「もし、まだ私と結婚したいと思っているなら、もう一度私に申し込んで」。やっとその気になった彼女の気持ちを知り、彼はすぐに再度プロポーズを行い、2人は結婚を約束した。

そして1984年5月6日と7日、2人はお互いの家族全員に見てもらいたいと、それぞれの地元であるロサンゼルスとシカゴの教会で結婚式を開催。さらに12日、新婚旅行で訪れたラスベガスの教会でも、3度目の式を行った。何度も結婚式を挙げる理由については、「お互いが相手のためにいることを理解して、誓いの言葉を共有し続けたい」との気持ちから、何度も誓いの言葉を確認する意味で繰り返し挙げているそうだ。

それから1984年と85年の12月にもラスベガスへ向かい、4度目、5度目の結婚式を挙げた夫婦。年に数回程度だった式のペースは2000年代に入ると急増し、2001年2月14日のバレンタインデーにニューヨークで行った59回目の結婚式で、晴れて世界新記録を達成する。その後も100回を目標に続けた2人は、2011年10月2日にハワイのハードロックカフェで区切りの100回目を開催。しかし、そこで終える気も起きなかった2人は「新しいゴールを探している」と記録を伸ばし続け、昨年12月17日、自宅に近いテネシー州ナッシュビルで106回目の結婚式を行った。

旅先に元旦やうるう日など、思い出になりそうな場所や日付を選んで式を行ってきたというブレアさん夫婦。30年近くにわたり、幾度となく夫の気持ちを確かめ続けて来たローレンさんは、未だ夫に「どうしようもないほど恋をしている」と話すなどラブラブだ。

「誓いの言葉を言う夫の目を見るのが好き」と話す彼女。8月4日にはケンタッキー州で107回目の結婚式をしたそうだ。

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