運転免許試験開始10秒で横転、教習車の車載カメラ映像に一部始終。

2013/08/03 14:17 Written by Narinari.com編集部

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車の運転は、ちょっとした操作ミスが重大な事故に繋がりかねないだけに、常に慎重さを求められるもの。運転免許の実地試験に臨んだ韓国の女性は、緊張や不慣れさもあったのか、そんな心掛けをしっかり認識せざるを得ない驚愕の体験をしたようだ。その一部始終が収められた車載カメラの映像が先日YouTubeに投稿され、話題を呼んでいる。

この動画は7月29日付で投稿された「キムさんの進撃」(//www.youtube.com/watch?v=1Molu2DXafk)。豪紙ヘラルド・サンや英紙メトロなどによると、動画は韓国の運転免許試験に臨んだ女性の運転を、教習車の車載カメラが撮影していたもので、日付は7月10日となっている。

31秒の動画は、山や畑が広がるのどかな場所の細い道が交わっている交差点付近で、車を発進させるところからスタート。真っすぐ前に伸びる道へ行こうとする女性は、やや左へハンドルを切りながら車を走らせ始めたところまでは良かった。しかし間もなく、男性教官が慌てた声で「ブレーキ、ブレーキ」と連呼。「あ、あ」と動揺した様子の女性の車は間もなく道を外れ、加速し続けたまま道路左側の植え込みへ乗り上げたところで急停止するが、傾いた車はそのままゆっくり倒れて横転してしまった。

車を走らせて約10秒、カメラには割れたフロントガラスのみが映されるが、幸い女性と教官に大きなけがはなかった様子。この後、女性に怒りを向ける教官は、「ブレーキを踏めと言っただろう。君はどのペダルを踏んでいるかも分からないのか。おかしくなりそうだ、車を降りろ」と言っているという。かくしてこの女性の実地試験は、わずか10秒足らずで終わりを迎えた。

この動画は、投稿して間もなくオーストラリアや英国のメディアに注目されて話題となり、再生回数は約100万回(8月3日現在)を突破している。

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