サメの体内から“反撃”する男、オーストラリアで撮られた1枚に賛否。

2013/08/02 12:04 Written by Narinari.com編集部

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いま、サメに対して信じられない行動を取った男性の写真が、オーストラリアで大きな話題を呼んでいる。その写真は、サメの体内からエラを通じて飛び出した男性の腕が、サメの頭にナイフを突き刺している姿が写されたものだ。

豪ラジオ局3AWや豪紙パース・ナウなどによると、この写真は7月31日朝に放送された3AWの番組で紹介され、ネットで公開されたもの。番組パーソナリティの友人で、漁師をしている男性から送られたとされる写真はビクトリア州内で撮影され、ホテルに飾られていたものだという。

そこに写っているのは、船上のような場所に打ち上げられたサメ。ただ、普通と違うのは、左側のエラから人間の腕が突き出ており、手にしっかり握られたナイフがサメの頭部に刺さっている。一見、サメに丸飲みされた人間が、反撃とばかりに最後の力を振り絞り、返り討ちしているかのような構図だ。

もちろん実際にはそんなマンガのようなことは有り得ず、写真を送って来た友人が死んだサメの体内に入り込んで撮影した写真。よく見ればサメの腹部が切られていることも分かる。彼によれば、ホテルを利用した米国人カップルが写真に気付いて驚き、「彼は大丈夫だったの?」と質問されたこともあるそう。そのとき、彼はカップルに対して「この男はサメに食べられたものの、なんとかナイフを刺して逃げられたんだ」(豪ニュースサイトNinemsnより)と語り、写真と同じ自分の左腕のタトゥーを見せてネタばらしをしたという。

中には不快に感じ、否定的な意見も出ている写真だが、このパーソナリティはあまりに面白い「今年1番の写真」として紹介。すると、オーストラリア国内だけにとどまらず、英国などのメディアも続々と取り上げ、注目を集めることになった。

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