SMEが上半期の映像ソフト制す、キングレコードは大きく上昇し2位に。

2013/07/30 04:01 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


オリコンは7月30日、2013年上半期の「映像ソフトマーケットレポート」(対象期間:2012年12月31日〜2013年6月30日)を発表した。メーカー別では、ソニー・ミュージックエンタテインメントが6年連続の上半期トップシェアメーカーとなっている。

同社の映像ソフト売上額は、傘下にあるアニメを主力とするアニプレックスの売上が約6 割を占めており、そのほかの音楽レーベルと合わせ、映像ソフト売上の2大ジャンルである「アニメ」と「音楽」の両ジャンルにまたがる総合力を活かして、安定したシェアを誇っている。

続く2位はキングレコードで、昨年上半期の8位から大きく上昇、2005年の集計開始以来初のTOP3入りに。また、対前年同期比も246.8%と約2.5倍の大幅増となった。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q〜」のヒットが主な要因だが、ももいろクローバーZのBDソフトが大きく売り上げを伸ばしたのも貢献。同社の上半期の前年比増はこれで2年連続となる。

3位は昨年上半期に引き続き同順位となったバンダイビジュアル。前年同様「機動戦士ガンダムUC」の新作が安定したヒットを続けたのに加え、新たに「ガールズ&パンツァー」「宇宙戦艦ヤマト2199」などの各巻が高い売上実績で加わったのが功を奏した。同社の上半期前年比増も2年連続となっている。

上位10社では、そのうちの7社が前年比増を示した。10社の合計額は、昨年上半期の上位10社合計額に比較して金額で95.4億円の増、比率で16.0%の増となっており、これら上位メーカーの発売タイトルの健闘が映像ソフト全体の前年比増にも繋がったようだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.