「永遠の0」文庫部数が歴代2位、233.3万部で「容疑者Xの献身」抜く。

2013/07/25 04:02 Written by Narinari.com編集部

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今週7月29日付けのオリコン“本”ランキング文庫部門では、百田尚樹「永遠の0」(2009年7月15日発売・講談社)が、週間5.3万部を売り上げ、5月13日付け以来、11週ぶりの首位を獲得した。また、今週で累積売上部数を233.3万部とし、東野圭吾「容疑者Xの献身」(文藝春秋)が記録していた228.5万部を超え、文庫部門の歴代2位に躍り出た。

12月21日の実写映画公開に向け、主題歌をサザンオールスターズが担当するとの発表や、映画の完成報告会が行われるなど、PR活動が盛んになっている本作。今後も様々な話題が提供されること、また毎年終戦記念日の前後でセールスを伸ばしてきた同作なだけに、この後のセールス拡大も充分予想される。

現在、同歴代1位の湊かなえ「告白」(双葉社・累積売上254.2万部)との差は約20万部。今の勢いをみると、2010年9月13日付け以来の歴代1位作品入れ替わりが起こる日もそう遠くはなさそうだ。

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