存在感を増すアニメ・声優CD、「J-POP」一極集中の状況下でキラリ。

2013/07/19 04:01 Written by Narinari.com編集部

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オリコンは7月19日、2013年上半期の「音楽ソフトマーケットレポート」(対象期間:2012年12月31日〜2013年6月30日)を発表した。ジャンル別シェアでは、「J-POP」売上額が前年比減なるもシェアは拡大(77.9%→78.8%)。また、「アニメ・サントラ他」が前年比増と、存在感を増している。

ジャンル別に見ると、昨年2年連続で上半期前年比増を示していた「J-POP」は、今年は対前年同期比94.7%に止まった。ただし、全ジャンルの売上額に占める割合では、昨年上半期における77.9%を上回る78.8%を記録しており、国内音楽ソフト市場における近年の「J-POP」への一極集中的な状況が続いている。

またほかの「演歌・歌謡」「洋楽」「ジャズ・クラシック他」の各売上額も、軒並み前年比減となった。

こうした中、5ジャンルで唯一前年比増を示したのが「アニメ・サントラ他」で、対前年同期比106.2%と4年ぶりの前年比増となった。このジャンルは、アニメ・ゲーム・声優関連に加え、各種サントラ、その他実用系など他ジャンルに含まないものもまとめられているが、売上の中心はやはりアニメ・ゲーム・声優関連となっている。

今年の「アニメ・サントラ他」では、「けいおん!」関連のアルバムBOXセットや、「ラブライブ!」「ONE PIECE」関連のベストアルバム、「うたの☆プリンスさまっ♪」関連シングルなどが売上額上位として貢献した。

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