林真理子“人生論本”遂に1位、総合ランキング登場12週目で初めて。

2013/07/18 04:23 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


今週7月22日付けのオリコン“本”ランキングBOOK部門では、林真理子「野心のすすめ」(4月20日発売・講談社)が、7月15日付けの2位から上昇し、5月6日付けで初TOP100入りして以来、登場12週目にして初の首位を獲得した。週間売上は3.0万部で、「新書部門」では2週連続首位に。なお、2008年4月にオリコンが“本”ランキングの発表を開始以降、林真理子によるBOOK(総合)部門の首位は初めて。本作以前は、女優・浅丘ルリ子の半生を描いた「RURIKO」(2008年5月発売)の41位が最高位だった。

本作は、人気作家・林真理子が四十数戦全敗に終わった就職試験やお金、コネ、資格、美貌といった全てが無いどん底から、現在の人気作家へ至ったこれまでを赤裸々に綴り、「挑戦し続けると、運は強くなる」「“高望み”で、人生は変わる。人生は何度でもリセットできる」と説く初の人生論新書。初TOP100入りとなった今年5月6日付け(73位)以来、徐々に順位を上げていた同書は、登場6週目の6月10日付け(6位)で初のTOP10入り。

今月7月5日(金)には、人気バラエティ番組の特番「中居正広のキンスマスペシャル」(TBS系)で、波乱万丈なこれまでの生き方が紹介され大きな話題となったことも、今回のさらなるヒットを後押しした。

そのほか今週のBOOK(総合)部門は、人気児童書の(作・絵)原ゆたか「かいけつゾロリなぞのスパイと100本のバラ」(ポプラ社)など3作がTOP10初登場。また、今回の参院選に伴い、話題となっていた「日本国憲法」(小学館)が、今週末の投票日を目前に先週55位から12位まで上昇、これまでの最高位となる22位を更新し、TOP10入り目前となっている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.