吉田元所長の書籍が売上急増、福島第一の奮闘描いたノンフィクション。

2013/07/18 04:15 Written by Narinari.com編集部

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7月22日付けのオリコン“本”ランキングBOOK(総合)部門では、7月9日に食道がんのため58歳で亡くなった、福島第一原発元所長・吉田昌郎氏と現場に残ったスタッフの奮闘を描いたノンフィクション「死の淵を見た男吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」(2012年11月22日発売・PHP研究所)の売上が急増した。

昨年11月22日の発売から約8か月間、TOP100入りのなかった同書は、先週1週間で0.6万部を売上げ35位と初のTOP100入りに(累積売上5.7万部)。吉田元所長の訃報を受け、再び福島の原発事故そのものに対する注目度が高まったことが大きく影響したと思われる。

本作はジャーナリストの門田隆将氏が執筆したノンフィクション。あの時、何が起き、何を思い、どう闘ったのか――菅直人氏、班目春樹氏、吉田昌郎氏をはじめとした東電関係者、自衛隊、地元の人間など70人以上の証言をもとに、原発事故の真相を明らかにしている。

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