カカ怒らせた中国に呆れる声「あの温和なカカを怒らせるなんて!」。

2013/07/11 13:59 Written by Narinari.com編集部

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去る7月1日から5日にかけて、リーガ・エスパニョーラ(スペイン1部)のレアル・マドリードに所属するスター、カカ選手が中国を訪問した。目的は中国・ブラジル文化交流大使として記者会見やスポーツ文化交流活動を行うためだが、滞在の最後の最後でカカ選手を怒らせる事態が発生。ファンの間では「あの温和なカカを怒らせるなんて!」と驚き、中国側の対応に呆れる声が噴出している。

中国メディア騰訊体育などによると、カカ選手が怒ったとされているのは7月5日の晩。その日、カカ選手は北京で関係者を集めたパーティーに出席したのだが、取材予定であったメディア関係者との間でひと悶着が起きた。インタビューを終えたカカ選手に記念写真やサインの希望者が殺到し、会場が混乱。カカ選手は「きりがない」と判断したのか、その場から立ち去ろうとした。

しかし、これにメディアは大慌て。と言うのも、まだ写真撮影を済ませていなかったためだ。そのため、記者がカカ選手を追いかけ、もう一度会場に戻ってくれるよう懇願。カカ選手はいったんは会場に戻るが、ここで再び記念撮影やサイン攻めに遭ってしまう。

カカ選手は連日のハードスケジュールで疲れがたまっており、また、数時間後にはブラジルへ発たないといけないという時間的な問題もあり、ついに怒り爆発。記者たちに「もうすぐサンパウロに帰らなければいけないのです。ここで半時間ほど突っ立って、話もたくさんしました。そのときは誰も写真撮影しなかった。立ち去ろうとしたら写真撮影したいという。私のことも少しは考えてください」と怒りをぶちまけた。

その後、自分の振舞いを大人げないと感じたのか、カカ選手は謝罪し、当事者間では“和解”に至ったそうだが、この一件がメディアで報じられると「カカは悪くない!」「もう少し配慮してやれ!」などと、中国のネットユーザーからスター選手を気遣うコメントが殺到。「あの温和のカカを怒らせるなんてそう簡単にできることじゃないぞ。我が国はいったいどんな扱いをしたんだ?」と驚き、呆れる声も聞こえている。

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