今週7月15日付けのオリコン“本”ランキングBOOK（総合）部門では、「ももいろクローバーZ責任編集ももクロぴあ vol.2」（7月2日発売／ぴあ）が、週間5.5万部を売り上げ首位を獲得。ももクロ作品のこれまでの最高位は、今年4月に発売された「クイック・ジャパン Special Issue ももいろクローバーZ 〜The Legend〜2008-2013」（太田出版）の18位で、今回が初のTOP10入りにして初の首位となった。

今作は2012年2月に発売され、各方面から大きな話題を呼んだ「ももクロぴあ」の第2弾。メンバーによる責任編集で、初の男装写真など「とにかく、やりたいことをやる！」をコンセプトに、ももクロらしい企画が満載の一冊だ。

また表紙は、雑誌「ぴあ」の表紙でお馴染みのイラストレーター・及川正通による描き下ろしで、ももクロメンバー5人の直筆イラストとのコラボレーションとなっている。

先月6月5日に発売されたニューアルバム「入口のない出口」も好調。また、8月には同グループ史上最大規模となる日産スタジアムでのライブ開催や「SUMMER SONIC 2013」を始めとする夏フェスへの出演が多数決定しているなど、今夏も話題が尽きず、今後のセールスの伸びにも期待がかかる。

そのほか今週のBOOK（総合）部門は、NYCの1st写真集「NYC 1st PHOTO BOOK 『COLORS』」（ワニブックス）が3位に、ONE PIECEプライズ初の予約限定フィギュア本「Vジャンプ特別編集ONE PIECE“Z” プライズトレジャーブック」（集英社）が5位に初登場した。

また、渡辺淳一が性的不能に襲われた70代の整形外科医を主人公に、シニア世代の愛と性を描いた「愛ふたたび」（幻冬舎）が先週の68位から10
位に上昇し、初のTOP10入りを果たしている。