「仕分け∞」話題の歌声は誰? 注目集めるやなわらばーの石垣優。

2013/07/08 02:25 Written by Narinari.com編集部

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バラエティ番組「関ジャニの仕分け∞」(テレビ朝日系)のカラオケ採点コーナーに、5月11日に初登場して以来、公式サイトやブログにアクセスが殺到している石垣島出身の女性ユニット・やなわらばーの石垣優(31歳)。番組の視聴者から「思わず涙が出た」「感動した」「まったく新しい違う曲のようだった」といったコメントがブログに寄せられ、Yahoo!検索ワードランキングでも、彼女の出演後には「石垣優」「やなわらばー」で1位と2位を独占するなど注目を集めている。

番組3度目の出演となった7月6日(土)の放送では、歌うまキッズとの対戦で持ち味の沖縄節を活かし、元ちとせの「ワダツミの木」を熱唱。1コーラス目を歌いきった時点でスタジオは感嘆の拍手に包まれた。石垣の歌唱後には、対戦相手のキッズシンガーも「これまで聞いた歌の中で一番感動した」とコメント。スタジオは大興奮に包まれた。

前回6月22日(土)の放送では、平松愛理との「部屋とYシャツと私」での本人対決で石垣は勝利。今回で番組初出演から3連勝となり、ますます彼女の歌声への注目が集まりそうだ。

沖縄県石垣島で生まれ育った石垣は、小学校1年生の時にすでに目立った歌唱力を持っていたようで、小学校の先生からの「あなたには歌がある」との言葉に勇気をもらい、歌手を志すようになる。小学校6年生のときには、石垣島のカラオケコンクールで優勝するなど、地元では早いうちから頭角を現していた。

いま、番組で話題を呼んでいる独特の沖縄節を身につけたのは、生まれ育った島の環境から授かったもの。高校生のときには「沖縄の伝統音楽」授業の中で沖縄民謡を習得、授業では同時に三線の演奏も覚えていった。

高校卒業後、本格的にプロの歌手を目指し、後にやなわらばーを結成する東里梨生(あいざと りお)と共に大阪の専門学校へ進学。上阪後、電車の切符を買ったこともほとんど無かった2人は都会の生活になじめずホームシックに陥ってしまう。寂しさから三線の音が恋しくなり石垣島より取り寄せ、東里と共に初めての曲作りに挑戦する。

島を離れて初めて気が付いた故郷の美しさや人々の温かさを曲に詰め込み、後のデビューアルバムのタイトルにもなる「青い宝」が完成。この楽曲が専門学校の先生の耳に留まり、校内オーディションの出演へ推薦され、出演するためのユニット名として“やなわらばー”と命名。2人のユニットが誕生した。

やなわらばーの意味は、沖縄の方言で「やな」が「イヤな」「ダメな」、「わらばー」が「子ども」。つまり合わせて「悪ガキ」「いたずらっ子」という意味。身長152センチと小柄な2人は、高校のときに同級生から「やなわらばー」と呼ばれていたそうで、それもユニット名の由来となっている。

校内オーディションで見事グランプリを獲得し、ライブ活動を開始。卒業後、上京し2003年デビューシングル「変わらぬ青」でメジャーデビューを飾った。

また、「関ジャニの仕分け∞」でも定着しつつある、おっとりとした石垣島弁のイントネーションも彼女の持ち味となっているが、本人は訛っている自覚があまり無いようで、スタッフに指摘されると「どこが訛っているかわからない」と話しているそう。普段話しているときのふんわりとした印象と、力強く美しい歌唱力との“ギャップ”も彼女の魅力と言えそうだ。

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