WEAVER“誕生祭”にファン感涙、レコーディングスタジオLIVEも実施。

2013/07/01 13:06 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


6月26日に約1年半ぶりのシングル「夢じゃないこの世界」をリリースしたWEAVERが29日、ドラム・河邉徹の25歳の誕生日を祝うスペシャルライブ「WEAVER Special Live 2013〜河邉徹、四半世紀誕生祭〜」を開催した。

この公演は1夜限りのスペシャルライブで、チケットは完売。しかし、この日のライブ音源はiTunesより配信が始まり、iTunesロックアルバムチャートで1位を記録している。

ライブは河邉のドラムソロからスタートし、そのまま「偽善者の声」「トキドキセカイ」と盛り上がり必須の楽曲へ。今回はスペシャルライブということもあり、ストリングス・カルテットとの演奏がふんだんに盛り込まれており、「僕らの永遠〜何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから〜」「Shall we dance」「Shine」「Free will」などがストリングスと共に披露されたが、華やかに生まれ変わった楽曲たちに会場は一気に沸いた。

また、ライブならではの楽曲のアレンジも随所に施されており、「Hard to say I love you 〜言い出せなくて〜」ではジャズversionにアレンジ、そして間奏ではドラム、ピアノ、ベースで音を繋いでいく“音のドミノ倒し”に今回はヴァイオリンも加わって演奏。また、間奏では、杉本がエレキギターを演奏し、オーディエンスも大興奮、「管制塔」でも杉本のエレキギターの演奏は炸裂、アッパーチューンがロック色を増し、会場の温度をさらに上げていく。

ロックなアプローチとは真逆に、「『あ』『い』をあつめて」では、杉本(Piano&Vocal)がアコーディオンを演奏したり、奥野(Bass&Chorus)がアコースティックギターを演奏、河邉(Drum&Chorus)がジャンべを演奏するなど、アコースティックスタイルで行われ、オーディエンスと一緒に歌う場面もあり、会場はしっとりと温かな空気に包まれた。

もちろん、ニューシングル「夢じゃないこの世界」もストリングスを交え、幻想的なCGと共に披露。そして、カップリングとなっている「1/4世紀」は、家族や大切な人への感謝の気持ちを描いた楽曲で、スクリーンに河邉の幼い頃からの写真や動画が写され、会場中が涙に包まれた。

また、アンコールでは、杉本が「Happy Birthday to You」をピアノで演奏をはじめると、会場が一体となって大合唱がはじまり、河邉の25歳のお祝いを行うというサプライズもあり、「一生の思い出にします!ありがとうございます!!」と河邉も心から嬉しそうだった。

アンコール最後のMCでは、「前回のツアーが終わってから、この日をずっと楽しみに待ってました。僕たちにとって、ライブは生き甲斐でもあって、みんなで一緒の時間を作れて、本当に嬉しいです。ありがとうございました。ライブが終わったら、みんなまたいつもの生活に戻ってしまうけど、僕らがみんなの背中を押せたらいいなと思っています」と杉本が語り、最後に「ネバーランド」が披露され、会場は大合唱、笑顔に包まれた。

また、ライブの翌日には、5組10名限定のレコーディングスタジオでのプレミアムライブも実施。このプレミアムライブは、WEAVERも制作をおこなったことがある思い入れのある場所で、数々の著名アーティストがレコーディングをおこなってきた歴史あるBunkamuraスタジオにて行われた。

普段、レコーディング行う時と同じ環境で機材がセットされ、コントロールルームで超高音質な音楽を間近で体感できるという企画。こちらのライブは、「トキドキセカイ」「白朝夢」などを含む計5曲を披露した後、「せっかくだから、スタジオの中に入ってライブを見ませんか?」とメンバーからの発案で、急遽、招待者をスタジオの中へご案内。スタジオの中では、至近距離で演奏が繰り広げられ、ヘッドフォンからは高音質なサウンドを聴く、というまさにプレミアムなライブとなった。

なお、6月29日(土)の「WEAVER Special Live 2013〜河邉徹、四半世紀誕生祭〜」のライブの様子と、翌日に行われた5組10名限定のレコーディングスタジオでのプレミアムライブの様子は、8月4日(日)23:00〜放送でWOWOWにて独占放送が決定している。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.