新妻のもとに元妻から“密告”、結婚手続き済ませた日に離婚騒ぎ。

2013/06/28 10:47 Written by Narinari.com編集部

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中国で先日、結婚したその日に信じられない知らせが届き、すぐに離婚しようとした可哀想な女性の話が報じられた。

中国メディア北青網などによると、この一件は6月初旬のこと。楊さん(女性)はその日、半年間交際した陳さんと北京市豊台区にある結婚登記処を訪れていた。2人の愛の“証”を受け取るためにだ。

北京で暮らす楊さんが夫となる陳さんと出会ったのは今から半年前。2人はたまたま訪れていた北京の本屋で出会い、意気投合して交際が始まった。ただ、愛しの陳さんは当時江蘇省蘇州市で暮らしており、遠距離恋愛になってしまう。それでも少しずつ愛を育み、今年6月、晴れて結婚の運びとなった。

しかし、楊さんが結婚登記処で手続きを済ませてすぐのこと。見知らぬ番号からケータイに1本の電話が入る。相手は女性で「莫です」と名乗った。楊さんが「どなたですか?」と問い質すと、相手は「陳さんの元妻」だという。

驚いたのは楊さん。と言うのも、彼女は陳さんがかつて結婚していたことを一切知らされていなかったからだ。莫さん曰く「陳さんの友人からあなたと彼が結婚することを聞いたんですが、彼はあなたにバツイチであることを知らせていないと知って。それって何か嫌な感じがするでしょ? 不憫な気がして、友人にあなたの電話番号を聞いて教えてあげようと思ったのよ……」とのことだった。

この知らせを聞いた楊さんは頭が真っ白に。まるで自分がドラマの中の悲劇のヒロインになったような気がして、いてもたってもいられなくなる。そして、先ほど夫になったばかりの陳さんを問いつめ、「今すぐ離婚したい」と言い出した。しかし、結婚登記所は離婚を認めず、泣く泣くあきらめることに。楊さんは今でも陳さんと離婚するかどうか悩んでいるというのだから、彼女にとってはとんだ災難となってしまった。

なお、夫である陳さんはバツイチであることを楊さんに明かそうとしたこともあったそう。ただ、お互いの友人や家族などと会っているうちに言うに言い出せなくなってしまい、結局ズルズルと今まできてしまったのだそうだ。

結婚手続きを済ますにあたっては、陳さんは楊さんに「登記所は多くの人で混雑しているから、僕が先に行って並んでおくよ。後で合流しよう」と口実をつけ、先に登記所で離婚証明書を提出していたという。

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