AKB48の姉妹グループ・NMB48の1stアルバム「てっぺんとったんで！」（今年2月27日発売・laugh out loud records）が期間内に41.2万枚を売り上げ、オリコン2013年上半期アルバムランキング（集計期間：2012年12月24日付〜2013年6月17日付）で1位を獲得した。女性グループによる同ランキングの1位は、1978年にLP「ベスト・ヒット・アルバム」で獲得のピンク・レディー以来35年ぶり史上2組目の快挙。これまでAKB48関連グループとしては、2011年上半期にAKB48が「ここにいたこと」（2011年6月8日発売）で記録した2位が最高位だった。

さらに、今回のNMB48による1stアルバムでの上半期1位は、男女グループ・ソロを通じ1999年の宇多田ヒカル「First Love」（1999年3月10日発売）以来14年ぶり。記録ずくめの上半期1位となった。

今回の快挙について、メンバーの山本彩は「オリコン2013年上半期アルバムランキング第1位ということが、正直すごいことなんだと思うんですが、まだまだ実感が沸かないというか、そういう不思議な感覚でいます。女性グループではピンク・レディーさん以来35年ぶり史上2組目ということで、まさかわたしたちが、このような快挙を遂げられるとは思っていなかったのですごく光栄です。ありがとうございます！下半期、グループとしてはツアーが続いていきます。もっともっと勢いをつけて、年末には、目標のひとつであるNHK紅白歌合戦単独出場を達成して、あのステージにぜひ立ちたいです」と、喜びと紅白への意欲も語った。

本作「てっぺんとったんで！」には、デビューシングル「絶滅黒髪少女」（2011年7月20日発売）を始めとする全6作のシングル曲、NMB48ファンもレコーディングに参加したアルバムタイトル曲の「てっぺんとったんで！」など全15曲を収録。なお、今週発売となった7thシングル「僕らのユリイカ」は、初日の6月18日付オリコンデイリーシングルランキングで1位と、好スタートを切っている。