優香「黒執事」で入浴シーンも、ミステリアス&妖艶な映画独自キャラ。

2013/06/15 05:12 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


女優の優香(32歳)が、実年齢を7歳上回る39歳の役で、映画「黒執事」に出演することがわかった。剛力彩芽演じる男装の令嬢・幻蜂汐璃(げんぽう しおり)の叔母で、ミステリアス&妖艶な若槻華恵役に挑戦する。また、ほかのキャストとして、大野拓朗、海東健、丸山智己、城田優、安田顕、橋本さとし、志垣太郎、伊武雅刀、岸谷五朗の出演も決定した。

華恵は、未成年の汐璃が巨大企業ファントム社を経営、巨額の財産を受け継ぐために後見人となり彼女を支える役どころ。そして汐瑠の壮絶な過去を知る、唯一の理解者でもある。独身を通し、知的で妖艶な魅力を纏い、水嶋ヒロ演じる執事・セバスチャンと汐璃が追う怪事件の捜査に協力する。このキャラクターは原作からインスパイアされた全くのオリジナルだ。

本作で優香は、その妖艶さが一層増す、バラの花びらを散りばめたバスタブの入浴シーンがある。豪華なセットの中で濡れたゴージャスな身体を披露しており、男性のみならず、女性が憧れる美しく洗練されたシーンとして演出された。

今回の「黒執事」出演について優香は「監督やプロデューサーの方々のこの作品に対する熱意がとても強く、その中に入れることがとにかく嬉しかったです。演じる若槻華恵は、ミステリアスな女性で、今までにない役だったので挑戦するという想いでいっぱいで不安もありました。とにかく、“貫禄”“大人”“リーダー”“愛のある人”ということを意識し、精一杯演じました。皆様に抱いてもらっているイメージを良い意味で裏切るような、大人のイメージを持ってもらえることを確信しています。これからも様々な役をやっていきたい!と思わせてもらえた作品に出逢えて、感謝しています」とコメント。

また、大谷健太郎監督は「優香さんが、最初、若槻華恵役を演じるにあたって、とても悩んでいたのを覚えています。映画『黒執事』にとって華恵はとても重要で、役作りの難しい役でもありました。優香さんは、これまでのタレント業から、本格的に女優として活動していきたいという分岐点に立っていらして、華恵の役作りに真摯に取り組む優香さんの姿勢に、自分も心打たれました。現場での彼女の演技は、最初悩んでいたのが信じられないくらい素晴らしかった。誰もが知っている優香さんが、誰も知らない優香さんの魅力を全開にしてくれました。ぜひ楽しみにして下さい」と撮影現場での優香の姿を振り返った。

そしてもう一人の監督、さとうけいいち監督は「『若槻華恵』はある意味ハードな役であります。バラエティーや、他の作品等で観る優香さんとは180度違う顔を見るコトができます。007のボンドガールか!? ルパンの峰不二子か!? はたまた!? まあソレは見てのお楽しみと云うことで。今作では、撮影にあたってどんなプランで撮るか? と絵コンテなるモノを沢山描いたのですが、中でもアクション以上に華恵(優香さん)の入浴シーンは格別ゴージャスになるようにとカラーで仕上げたのは此処だけの秘密でお願いします(笑)。ある有名ブランドのCF以上のゴージャスさかと。この映画で表現された優香さんに『セクシー&カッコイイ』を感じると断言します!」と太鼓判を押した。

映画「黒執事」は、ワーナー・ブラザース映画の配給で2014年新春公開。


☆「黒執事」とは

月刊「Gファンタジー」(スクウェア・エニックス刊)で、2006年から連載中の枢やなの代表作。コミックは現在16巻まで刊行されており、累計発行部数は1,500万部を突破(海外分を含む)した。2008〜2010年までテレビアニメで放送、2009年には舞台が上演、今年5月にも再演が決定。2010年のジャパン・エキスポ・アワード最優秀少年漫画部門受賞、2011年のAnimagic(ドイツ)にてBest International Manga賞など、数々の賞を国内外で受賞している。全世界42の国と地域で発刊。人気とともに、その高い評価で海外でも多くのファンを獲得しており、実写映画化の発表時には、各国のファンがFacebookに多数のコメントを寄せた。


☆2人の監督がメガホン

監督は「NANA」シリーズの大谷健太郎監督と、テレビアニメ「TIGER&BUNNY」や、SMAPとのコラボレーションで話題になったNTT「GATCHAMAN」TVCFのさとうけいいち監督がタッグを組む。

繊細な人物描写と高い演出力に定評のある大谷監督と、文化庁メディア芸術祭や東京国際アニメフェア・アニメアワードなどで数々の賞を受賞し、アニメファンに留まらず幅広い層に人気を得て、「タイバニ」(TIGER&BUNNY)現象を生んださとう監督。「黒執事」の類をみない独自的な世界観を2人の監督で贅沢に描く。

また、映画版では原作者の承認を得て、原作から約130年後を舞台にした完全なオリジナルのストーリー。製作はワーナー・ブラザース映画、制作プロダクションはC&Iエンタテインメントが担当する。


☆水嶋と剛力、山本の役どころ

本作で剛力は、キャリア初となる男装の少女・幻蜂汐璃(げんぽう しおり)役を演じる。汐璃は男装して清玄(きよはる)と名乗り、巨大企業ファントム社を経営。イギリス名門貴族ファントムハイヴ家の末裔である彼女の一族は男子しか当主になれず、そして代々引き継がねばならない任務――女王の命令で、難事件を裏で解決する――があった。この任務と巨額の財産をある復讐に利用するために、女としての人生を捨てた汐璃が、巨大な謎に立ち向かう。この幻蜂汐璃は、原作をベースにしたオリジナルのキャラクターだ。

そして、完璧な執事として幻蜂家で働くのが、水嶋演じるセバスチャンだ。実はセバスチャンは、汐璃が復讐を果たすまで彼女を守り抜く代わりに、願いを叶えたそのときには彼女の魂を喰らうという契約を交わした、悪魔の執事だった。その「契約書」が、汐璃の右目に刻印された痕(しるし)。この究極の主従関係の2人が、世界を巻き込む怪事件を追う。舞台は近未来の2020年、西洋と東洋の文化が入り乱れたアジアの都市となっている。

また、原作に基づいたオリジナルキャラで、幻蜂家に仕えるメイドのリン役として、ファッション誌「CanCam」の超人気モデル・女優の山本美月(21歳)が出演。初のメイド姿を披露しているほか、アクションシーンにも初挑戦している。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.