ミラクル対面にしょこたん興奮、ブルース・リー実弟と映画イベント。

2013/05/31 04:08 Written by Narinari.com編集部

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タレントの中川翔子と、ブルース・リーの実弟ロバート・リーが5月30日、都内で行われた映画「李小龍 ブルース・リー マイブラザー」の試写会イベントに登壇。ブルース・リー没後40周年、映画「燃えよドラゴン」の公開から40周年というこの年に公開される本作についてトークを繰り広げた。

「李小龍 ブルース・リー マイブラザー」は、ブルース・リーの知られざる幼少時代から青年時代、喧嘩に明け暮れた後に詠春拳への入門、ダンスコンテストでの優勝、そして恋――。イップマン修行時代や、恋と友情の葛藤に悩む若きブルースの生き様が鮮烈に再現された作品だ。

本作で製作総指揮・監修を務めているロバート・リーは「兄の死は受け入れがたい事実でした。家族として、長年彼の死の真相を知りたいと思っていますが、非常に難しい状況にあります」と胸中を吐露。そして「兄が亡くなってから40年、ブルース・リーを題材とした映画はたくさんありましたが、私も映画化を20年以上構想していました。2006年に親友の監督の声掛けで本格的に本作の企画が上がりました」と、映画製作の経緯を語った。

また、「この映画を通して、ブルース・リーの価値観や人間としての性格を知っていただく光栄な機会だと思っております。1958年のダンスコンテストに兄が多くの女性から誘われていて、1人の女性を選べなかったので、弟の私が一緒に参加して、優勝したのが思い出です」と、実弟ならではのエピソードも披露した。

ブルース・リーの大ファンで知られる中川は「ドラゴンの血族であるロバートさんにお会いできて光栄です。偉大な事です!ミラクルです!!」と、この日の対面に感激。「ブルース・リーは男の中の男です! 宇宙の中心で、神で、マーシャルアーツで世界を変えた方です!!」と“ブルース・リー愛”をぶつけ、「今回『マイブラザー』で“人間・ブルース・リー”を見られたので、家族にしか撮れない映画だなと思いました。すべてのブルース・リーの青春や彼の家族が、後にレジェントといわれるようになったんだと。スーパースターも悩んでいたんだなと」と作品の感想を語った。

本作の主演は遺族も認めるブルースそっくりのアーリフ・リーが務めているが、彼については「ふとした瞬間に、本当にブルース・リーに見えて、さすが血縁者のロバートさんがキャスティングした方だなと思いました」と、そのそっくり具合に太鼓判。最後は「青春映画としても“クンフー”映画としても楽しめる良質な映画です!」とアピールした。


☆「李小龍 ブルース・リー マイブラザー」ストーリー

ブルース・リーことサイフォンは1941年サンフランシスコで生まれた。それは京劇の俳優である父・李海泉(レオン・カーフェイ)と同じく俳優の母親(クリスティ・チョン)がアメリカで巡業している最中であった。

生後まもない頃に「金門女」に出演、それ以来子役として多くの香港映画に出演。10歳の時に出演した「スモール・ブラザー」で俳優名:李小龍(ブルース・リー)を名乗り、以降、少年俳優として人気を博した。

成長したブルース・リー(アーリフ・リー)は映画の撮影所が学校のようなものであった。自分の出演日以外でも撮影所に出入りし、華やかな大スターの撮影現場をスタジオの天井から眺めることが何より楽しかった。しかし私生活では反抗的な性格が災いしてストリート・ファイトに明け暮れる日々。仲間のクォンやユニコーン(オウヤン・ジン)、スキニー(ハンジン・タン)たちと一緒に夢を語り合い、世界一の俳優になると誓う。喧嘩は得意だが恋愛は苦手。長身の美女パール(ジェニファー・ツェー)に惹かれるものの、彼の親友のクォンがパールに好意を持っていることを知り悩んで……。

映画「李小龍 ブルース・リー マイブラザー」は7月13日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー。

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