ケータイ勝手に通報で犯人御用、車上荒らし中にポケットの中で誤動作。

2013/05/29 11:33 Written by Narinari.com編集部

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車上荒らしなどの罪を犯した犯人は、もちろん捕まえられて厳しく罰せられるべきですが、先日米カリフォルニアで逮捕された2人は、その捕まり方の“運の悪さ”が話題を呼びました。

米放送局KJRH-TVによると、この2人は同州フレズノにて先日逮捕されたネイサン・テケルマニアン容疑者(20歳)と、相棒のカールソン・ラインハート容疑者(20歳)。彼らは車上荒らしの最中に、ポケットの中に入れていた携帯電話が何らかの衝撃で、よりによって“911”(日本の110番)をプッシュしていたのです。

これに全く気が付いていなかった2人。通報を受けた“911”のオペレーターは「緊急事態ですか?」と質問しても、何も返答がなく、ガサゴソと音を立てるだけの通報者を不審に思い、回線を切らずにそのまましばらく電話の向こうの様子をうかがっていました。

すると、なんと犯人の2人が車の中をあさり、見つけた物品を見て喜んでいる会話が聞こえてくるではありませんか。その後30分あまり、会話を聞き続けたオペレーターは、彼らが町のどこにいるか、大体の把握をすることが出来たそうで、それまで聞こえてきた電話の内容と、彼らの居場所を現場の警察官に連絡。駆けつけた警察官によって、2人はがっつり御用となりました。

ちなみに、どうやって犯罪がバレたのか最初は不思議に思っていたという男たちですが、警察官から携帯電話の事実を知らされると、さすがにショックでうなだれてしまったそうです。

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