5月15日に矢沢永吉（63歳）の40年の活動をまとめたキャリア初のオールタイムベストアルバム「ALL TIME BEST ALBUM」が発売され、初週で8.5万枚を売り上げ、5月27日付けのオリコン週間アルバムランキング（集計期間：5月13日〜19日）で初登場首位を獲得したことがわかった。

シングル・アルバムを通じて矢沢の首位は、1994年7月18日付けのオリジナルアルバム「the Name is...」（1994年7月発売）以来、18年10か月ぶり。63歳8か月での首位は、シングル・アルバムを通じての最年長記録となった。

これまでアルバムの最年長首位記録は、小田和正「どーも」（2011年4月発売）の63歳7か月で、シングルは秋元順子「愛のままで…」（2008年1月発売）の61歳7か月。小田和正の持つ歴代記録を2年1か月ぶりに塗り替えると同時に、自身初の同記録1位となった。

また、自主レーベル・GARURU RECORDSからの発売となった今作で矢沢は、ソロアーティストとして史上初めてインディーズの作品で首位に。さらに、今作で自身の持つ歴代1位記録であるアルバムTOP10獲得数記録を51作に更新、18年10か月ぶりの首位返り咲きは日本人アーティスト（グループも含む）として徳永英明（52歳）の15年10か月を更新する歴代最長のインターバル記録となっている。

本作「ALL TIME BEST ALBUM」には、1972年にロックバンド・キャロルのリーダーとしてデビューし、1975年にソロデビューした矢沢の40年のキャリアで初となるオールタイムベスト。ソロデビュー曲「アイ・ラブ・ユー，OK」をはじめ、代表曲「時間よ止まれ」（1978年）、「YES MY LOVE」（1982年）、自身が主演したドラマの同名主題歌「アリよさらば」（1994年）などリマスタリングされた全41曲を3枚組で収録した。