“最恐”作品で夏帆初のホラー、Jホラートップクリエーターが集結。

2013/05/19 06:00 Written by Narinari.com編集部

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女優の夏帆(21歳)が、“Jホラー”のトップクリエーターが集結して制作する最恐ホラードラマ「悪霊病棟」(TBS・MBS系)で、ホラー作品に初挑戦することがわかった。放送は7月からで、全10回を予定。

この夏の深夜に放送される「悪霊病棟」は、お化け屋敷プロデューサー・五味弘文と、“Jホラー”の先駆者・鶴田法男がタッグを組み、東京、大阪、名古屋で開催するお化け屋敷イベントと連動した本格ホラードラマ。夏帆はおぞましい出来事の渦中にあって、災厄の要因と疑われ、窮地に陥るナースを演じる。

今回の出演について、夏帆は「もともとホラーに挑戦してみたいと思っていたので、オファーをいただいてとてもうれしいです。脚本を読んだだけでも、続きがすごく気になりました。きっと、次が早く見たいと思うドラマに仕上がるんじゃないかと、楽しみです」と喜びいっぱいにコメント。

しかし、「実は怖いのは苦手で、これまであまりホラー作品を見たことがありません」と、本当の気持ちを明かした上で、「ホラーにもいろんなジャンルがあるので、総監督の鶴田さんのこれまでのホラー作品をはじめ、撮影開始までにいろんな作品を見て、しっかりと勉強しておきたいと思っています」と、苦手なジャンルにも果敢に挑戦していく意向だ。

そして「鶴田さんはじめ、監督たちの想いが非常に強い作品なので、すごくおもしろく、怖い作品になる予感がしています。私も初めてのホラー出演になりますが、一生懸命演じたいと思います」と意欲を燃やしている。

映画「おろち」やテレビ番組「ほんとにあった怖い話」シリーズ」などで知られ、本作では総監督を務める鶴田法男は、監督・脚本とドラマをリード。そのほか監督に竹園元(TV「母。わが子へ」)、内藤瑛亮(映画「先生を流産させる会」)、脚本に鈴木謙一(映画「ボックス!」)と、この夏、“最恐”の映像とストーリーを創り上げるスタッフが集まった。

鶴田は本作について「今回『悪霊病棟』の霊的能力に苦悩する看護師・尾神琉奈に女優として幅を広げる夏帆さんが挑戦してくれます。夏帆さんの新たな魅力を引き出しつつ、Jホラーに今までにないダーク・ヒロインを生み出せると信じてます」とコメントを寄せた。


☆「悪霊病棟」ストーリー

町はずれの隈川病院。ナースの尾神琉奈(夏帆)は、2週間前から、厳しい主任ナースの木藤純子や、研修医の隈川朝陽と働いていた。消灯後のある夜、琉奈の同僚ナース・鈴木彩香が、血だらけのセーラー服の女の子と出会うという恐怖体験をする。

数日後、琉奈の旧友で、映像制作会社に勤める坂井愛美が琉奈を訪ねる。幼い頃から霊感が強かった琉奈は中学時代、通学途中で事故死した同級生の血まみれの霊を見たことがあった。そんな琉奈を気味悪がる同級生の中で、ただひとり友達でいてくれたのが愛美だった。

病院ではその後も、ナースや患者から「幽霊を見た」という話が絶えない。朝陽は、父である院長の隈川圭太に、子供の頃からずっと疑問に思っていた、旧病棟最上階にある隠し部屋のことを尋ねるのだが…。

そんなある夜、備品を取りに、旧病棟へとやってきた琉奈は、「ルナ」という呼びかけに応え、取り憑かれたように階段を上ってしまう。その声は最上階の廊下の突き当たりの壁の奥から聞こえていた。壁を前に琉奈が戸惑っていると、不意に目の前に扉が現れ…。

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