みうらじゅんが仏像を初監修、“本当に作りたかった”をかたちに。

2013/04/22 12:19 Written by Narinari.com編集部

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美術工芸品製造・販売のMORITAの“飾れる仏像”ブランド「イSム(いすむ)」は5月24日、イラストレーターで作家のみうらじゅんとのコラボによる三佛寺(鳥取県)蔵「TanaCOCORO[掌]蔵王権現」を発売する。価格は19,950円(税込・予価)。

「見仏記」「マイ仏教」などの著書があり、小学校4年生の頃から仏像を愛し、現在「阿修羅ファン倶楽部」の会長も務めているみうらじゅん。そんな彼が“本当に作りたかった仏像”を、「イSム」が形にしたのが今回の「TanaCOCORO[掌]蔵王権現」だ。

みうらじゅんが仏像を監修するのはこれが初めてで、納得がいくまで長い時間をかけ、幾度も監修と試作を重ねてきたこの仏像は、まさに満を持しての発売となる。

国の重要文化財に指定され、日本独自の神仏習合の象徴的存在とも言える「蔵王権現立像」は、現在、三佛寺の宝物館に安置。慶雲3年(706年)役行者により末法の世の衆生を救うために、三徳山(みとくさん)修験道の中心的な建物である投入堂本尊として安置した仏像だ。体内から発見された願文により、運慶の父・康慶の作である可能性が示唆されている。

「TanaCOCORO[掌]蔵王権現」のサイズは高さ195×幅95×奥行き58ミリで、重さは320グラム。素材はポリストーン製。販売ルートはイSムウェブサイト(//www.isumu.jp/)および全国取扱店、三徳山三佛寺など。

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