“車に鳥のフン”で警察にSOS、「拭いてくれません?」トンデモ要求。

2013/04/19 19:42 Written by Narinari.com編集部

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鳥インフルエンザの脅威に揺れる中国で、“鳥のフン”を怖がるあまり警察に通報――。先日起きたそんな一件が話題を呼んでいる。通報者は自身の運転する車の窓ガラスにフンが付着したことを恐れ、警察に「拭いてよ」と要求してきたという。

中国メディア浙江在線などによると、これは4月9日、上海と重慶をつなぐ高速道路での出来事。交通警察が「車が故障しました」との連絡を受けて現場に向かったところ、確かに1台のビュイックが道路に半身はみ出る形で停車していた。「こんな場所に停車していては重大な事故を引き起こしかねない。とても危険だ」と判断した警察は、すぐに運転席のドライバーに「車を動かせますか?」と声をかけたという。

すると、そんな警察の心配はどこ吹く風で、車内の2人の女性は呑気にスマホで遊んでおり、警察に気付くと「停め方が下手? 私、車の運転ヘタクソなの。あなたが来てくれてホント助かったわ」と余裕のコメント。続けて「ガラスに鳥のフンがついてるの。拭いてくれません?」と信じられない要求をしてきた。

この言葉を聞いた警察はしばし呆然。次第に怒りが込み上げてきたのか、「鳥のフンがガラスに付いたくらいでこんな場所に車を停止させ、スマホで遊び、挙げ句に警察に向かって鳥のフンを拭いてくれなんて信じられません。ガラスに付着した鳥のフンは車のワイパーとウォッシャーで拭けばいいでしょ!」と注意した。

しかし、それでも女性ドライバーの心には響かなかったようで、「でもね、ネットで昨日見たのよ。鳥のフンをワイパーで拭くと良くないって。それに今、鳥インフルエンザが流行っているでしょう。なるべく手で触りたくないの。あなたたちは専門家でしょう。だから助けを求めたのよ」と自分の非を認めない。

最終的に女性はネットの誤った情報を鵜呑みにしていたことに気付き、警察に詫びを入れたと報じられているが、ネットでは「何て傲慢な女だ!」と批判が殺到している。

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