2つの有川浩作品文庫版が好調、「県庁おもてなし課」は初登場首位。

2013/04/11 06:54 Written by Narinari.com編集部

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今週4月15日付けのオリコン週間“本”ランキング文庫部門では、有川浩「県庁おもてなし課」(4月5日発売・角川グループホールディングス)が、週間5.3万部を売り上げ初登場首位を獲得した。

本作は、とある県庁に生まれた新部署「おもてなし課」を舞台に、地方振興のため奮闘する職員の姿や恋愛模様が描かれたハートフルストーリー。来月5月11日(土)から錦戸亮、堀北真希の主演で映画公開が決定しており、今後のセールスにも期待がかかる。

今週は有川浩の作品でこちらも今月4月27日(土)から映画公開が決定している「図書館戦争図書館戦争シリーズ1」(角川グループホールディングス)も上昇し、先週の47位から16位にランクイン。2011年9月12日付けでの20位以来、1年7か月ぶりにTO20内に再浮上、有川作品の人気ぶりが目立った。

そのほか今週の文庫部門は、2位に人気ライトノベル「バカとテストと召喚獣11」(エンターブレイン)、3位に東野圭吾「プラチナデータ」(幻冬舎)など、ヒット中の作品が先週と変わらない強さを見せた。

そして40年前の改稿決定版として話題となっているミステリー小説、中町信「模倣の殺意」(東京創元社)が先週50位から18位に急上昇している。

なお、同付コミック部門では、岸本斉史「NARUTO−ナルト− 64」(4月4日発売・集英社)が週間売上64.9万部で初登場首位を獲得。通算16作目、61巻からは4作連続の首位となった。

また、ウェブサイトで話題となったウェブマンガ「ワンパンマン」のリメイク版コミック、(原作)ONE/(画)村田雄介「ワンパンマン3」(集英社)が10位にランクイン。シリーズ初のTOP10入りとなった。

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