岸惠子が新著で“高齢者の性”、10年ぶり書き下ろし「わりなき恋」。

2013/04/04 04:00 Written by Narinari.com編集部

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今週4月8日付けのオリコン“本”ランキングBOOK(総合)部門では、岸惠子「わりなき恋」(3月25日発売・幻冬舎)が、週間売上1.4万部で9位にランクイン、初登場TOP10入りを果たした。

「わりなき恋」は、女優で作家の岸惠子が10年ぶりに書き下ろした作品で、自身と同世代である高齢者の恋愛と性をテーマに描いた恋愛小説。妻子ある男性と深い関係になっていく初老のドキュメンタリー作家・伊奈笙子の、少女のように揺れ動く心の動きと共に、年齢を経て変わってしまう身体的な性の悩みや不安も描かれ話題となっている。

先週3月29日(金)には、朝の情報番組「モーニングバード!」(テレビ朝日)に自身が出演し作品について語っている上、今週も情報番組への出演が決まっている。作品の完成度はもちろん話題性も充分、さらに著者自身の知名度もあることから、これからのメディア露出もまだ見込め、今後のセールス拡大に期待が持てる作品と言えそうだ。

なお、そのほか今週のBOOK(総合)部門は、近藤誠「医者に殺されない47の心得」(2012年12月13日発売・アスコム)が、週間4.2万部という、これまでの同作最高週間売上で3週連続の首位に。茅田砂胡の人気シリーズ最新刊「天使たちの課外活動3 テオの日替り料理店」(中央公論新社)が2位、ゴールデンボンバー、樽美酒研二の「ベストオブオバマブログ2」(ユークリッド・エージェンシー)が3位に、また、人気漫画家のくるねこ大和、松本ぷりっつによる大ヒットコミックエッセイ最新刊「くるねこ11」(エンターブレイン)、「ぷりっつさんち2」(主婦の友社)がそれぞれ4位、5位に初登場した。

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