回転寿司の愛されネタ1位は? “最初”も“シメ”もサーモンに支持。

2013/03/28 11:34 Written by Narinari.com編集部

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マルハニチロホールディングスは3月27日、月に1回以上回転寿司店を利用する人を対象にした「回転寿司に関する消費者実態調査2013」の結果を発表した。

この調査は関東(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・栃木県・茨城県・群馬県)・関西(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県)に住む15歳〜59歳の男女、計1,000人に対して行われたもの。

まず、格安均一価格店(99円均一や100円均一、150円均一などのお店)と、皿によって値段が違う店(皿の色などにより異なる価格が設定されている店)のどちらを多く利用しているかをたずねたところ、全体では「格安均一価格店が多い」(「格安均一価格店が多い」と「どちらかいえば格安均一価格店が多い」の合計)が77.9%、「皿によって値段が違う店が多い」(「皿によって値段が違う店が多い」と「どちらかいえば皿によって値段が違う店が多い」の合計)は22.1%となり、「格安均一価格店」のほうが多く利用されている結果となった。

また、いつ回転寿司に行くことが多いか聞いたところ、「平日(月〜金):19時〜21時」(30.3%)、「土日祝:17時〜19時」(34.2%)、「土日祝:19時〜21時」(33.3%)では3割以上となり、平日の夜もよく利用されていることがわかった。

続けて回転寿司で寿司以外のメニューも含めて何皿程度食べるのかを質問。すると全体では「6〜10皿」(56.3%)、「11〜15皿」(26.7%)との回答が多く、平均は9.9皿だった。男女別の平均は11.2皿で、女性は8.7皿となっている。

注文する際に“金額的に躊躇したり、勇気が必要”な一皿の価格は、全体では「300円位〜500円位」とする回答が多く、平均は全体では416円、男性は431円、女性は402円だった。

次にネタについて質問。まず、“最初”に食べることが多いネタをたずねると、1位は「サーモン」(22.2%)で、以下、「マグロ(赤身)」(12.9%)、「ハマチ、ブリ」(6.3%)となり、「サーモン」が2位以下を大きく引き離している。男女別では女性の「サーモン」支持率が高く、4人に1人が最初に食べると回答。特に20代女性は3人に1人(34.0%)がトップバッターに指名している。

逆に“シメ(最後)”に食べることが多いネタは、1位が最初と同じ「サーモン」(10.7%)で、2位は「玉子」(8.0%)、3位は「マグロ(中トロ)」(4.9%)という結果に。「サーモン」はここでも強く、女性の1位(12.2%)、特に若い世代の女性のシメネタとして高い支持率を誇っている。

また、普段“多く”食べているネタでも1位は「サーモン」(43.1%)、2位は「ハマチ、ブリ」(22.1%)、3位は「マグロ(赤身)」(21.3%)、4位は「イカ」(17.6%)、5位は「マグロ(中トロ)」(17.4%)の順。年代別に見ると、「サーモン」は20代では58.8%と半数を超えている。

“食べたいのに我慢することが特に多いネタ”については、「マグロ(大トロ)」(44.4%)がトップ。これに「マグロ(中トロ)」(18.3%)、「ウニ」(15.3%)、「アワビ」(14.9%)、「イクラ」(7.6%)が続いた。

さらに物価上昇などで“値上がりはゴメンだと思うネタ”では、1位「サーモン」(30.8%)、2位「マグロ(中トロ)」(30.3%)、3位「マグロ(大トロ)」(25.9%)、4位「マグロ(赤身)」(22.9%)、5位「ハマチ、ブリ」(16.6%)となり、男女別では男性1位が「マグロ(中トロ)」、女性1位が「サーモン」となった。

“最初”“シメ”“多く”“値上がりゴメン”の項目で、いずれも「サーモン」が1位という結果となり、回転寿司利用者から愛されている様子がうかがえる。

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