現代人は深刻なドキドキ不足、“恋愛でドキドキ”はわずか23.5%。

2013/03/27 16:00 Written by Narinari.com編集部

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恋愛で“ドキドキ”できている現代人はわずか23.5%――。そんな驚きの実態が、東京ジョイポリスの調査で明らかになった。

この調査は首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)の15〜59歳の男女を対象に行われた「異性間の恋愛感情におけるドキドキに関する調査」。有効回答数は1,000人で、各年代・性別につき100人ずつの分布となっている。

調査ではまず、「最近3か月で恋愛においてドキドキを感じましたか」と質問。すると「感じた」と回答したのは23.5%にとどまり、69.9%は「感じていない」と回答、現代人の深刻なドキドキ不足が明らかになった。

また、「異性に対して恋愛感情でドキドキを感じたいですか」との質問には、62.6%が「感じたい」と答えており、そのうち59.4%の人は直近3か月でドキドキを感じておらず、多くの人が“ドキドキ欲求不満”状態であると言える。

そして男女の“ドキドキ志向”について各年代別にみると、女性は若年層ほど「ドキドキを感じたい」という志向が強いのに対し、男性は30代前半が74.4%と最も多く「ドキドキを感じたい」と回答。10代後半(71.0%)〜50代後半(60.0%)まであまり年代による変化はなく、年代を問わずドキドキを求めていることがわかる。

この調査ではさらに踏み込み、複数の行動について「好意をよせる相手に対してドキドキを感じる度合」を聞いた。その結果、「すごくドキドキする」行動として、過半数の53.4%の回答を集めた「体に触れられる」がトップに。これに「ふたりで出かける」(46.8%)、「手をつなぐ」(46.0%)が続いた。

全体的にはすべての項目で女性のほうが各行動についてドキドキしていてるが、中でも「待ち合わせをする」ことは女性のほうが顕著に「すごくドキドキする」様子。女性40.0%に対し、男性は28.6%止まりで、最も男女差が表れた行動となった。つまり、「待ち合わせ」の瞬間を男性が意識することで、女性のドキドキをピークに持っていくことができる可能性が秘められていることを示唆している。

さらに「最も恋愛感情でドキドキする時期(月)」について聞いたところ、12月(24.8%)と4月(23.9%)が圧倒的に。女性は12月が最高値の29.8%と、クリスマスなどの年末のイベントに向けてドキドキ感が高まっていることがうかがえる。一方で、男性は4月が23.0%で最も高く、出会いの時期にドキドキを求めており、また女性に比べて夏の時期の数値が高い(7月9.4%、8月10.4%)傾向が見て取れる。

また、屋内外とその明るさの組み合わせで「最もドキドキすると思う空間」についても質問。すると「屋内×薄暗い」の組み合わせが44.2%の回答を集めた。一方で「屋内×暗い」の組み合わせは最も支持が低いなど、 暗すぎるシチュエーションはあまりドキドキしないようだ。

なお、この調査に合わせて、東京ジョイポリスでは3月9日(土)と10日(日)に、50組100人の男女カップルに施設出口での来場者アンケートを実施、100人中93人が屋内型テーマパークであるジョイポリスで遊んだことでドキドキを感じ、そのうち80.7%(75人)が「2人の距離が縮まった」と回答した(※東京ジョイポリス調べ)。

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