“世界の休暇数比較”日本は? 有給休暇+公休日の1位はロシアに。

2013/03/27 06:39 Written by Narinari.com編集部

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オンラインホテル予約サイトのHotels.comは3月26日、「世界の休暇数」調査の結果を発表した。その結果には、有給取得日数と公休日(土・日除く)を合わせた休暇日数の“格差”が顕著に現れ、法に定められた有給休暇と公休日の合計日数で比べると、1位のロシアは年間で40日の休暇がある一方、最下位のメキシコは13日という結果となっている。

今回調査対象となった30か国の平均有給休暇と公休日の合計日数は28日で、1位のロシア(40日)に続く2位は36日のイタリアとスウェーデンだった。下位では、カナダが15日、メキシコが13日となっている。

日本の場合、年次有給休暇の付与は10日から。また、2013年の祝日(振替休日含む、土日除く)は13日あり、銀行休日の3日を合わせると26日の公休日となり、世界平均の28日に比べると2日少ない。

この結果についてHotels.com日本・韓国マーケティング・ディレクターの吉原聖豪氏は、「有給休暇と公休日の合計日数に関して、世界にこれほどの大きな開きがある結果には驚きです。特に第1位のロシアと最下位のメキシコを比べてみると、27日も差があり、これは1週間の労働時間の5週間分以上に相当するものです。一方、日本は平均的とは言え、アジアの中では上位に入ります。今後、日本の方々には、ハッピーマンデーなどを含め、うまく家族や友人との旅行にこういった時間を使っていってもらいたいですね」とコメントしている。


☆各国の休暇合計日数

1位 ロシア(40日)
2位 イタリア(36日)
2位 スウェーデン(36日)
4位 フィンランド(35日)
4位 フランス(35日)
4位 ノルウェー(35日)
4位 ブラジル(35日)
8位 デンマーク(34日)
8位 スペイン(34日)
10位 コロンビア(33日)
11位 ニュージーランド(31日)
12位 オーストラリア(30日)
13位 アルゼンチン(29日)
13位 ドイツ(29日)
13位 アイルランド(29日)
13位 スイス(29日)
17位 イギリス(28日)
18位 韓国(27日)
18位 オランダ(27日)
20位 インド(26日)
20位 日本(26日)
22位 香港(23日)
23位 マレーシア(22日)
24位 タイ(21日)
25位 アメリカ(20日)
26位 台湾(19日)
27位 シンガポール(18日)
28位 中国(16日)
29位 カナダ(15日)
30位 メキシコ(13日)


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