女優の武井咲（19歳）が、モブキャストの新CMキャラクターに起用され、かつて巨人で活躍した名プレーヤー・クロマティ氏と、Jリーグ開幕時から日本のサッカー界を盛り上げたアルシンド氏と共演することがわかった。CM「モバプロ 全員クロマティ」篇と「モバサカ 全員アルシンド」篇は、3月29日より放映を開始する。

CMは武井が監督として、クロマティ氏とアルシンド氏のパワーやテクニックを駆使し、史上最強チームに導くという内容。「モバプロ 全員クロマティ」篇は、草野球チーム「モバプローズ」が、まだ3回の表だというのに12対0の大差で引き離されているところから始まる。そんな窮地に、監督の武井が「はぁ、ボロ負けだぁ〜…」とタメ息交じりに決断したのは“選手交代”。それもただの選手交代ではなく、次に飛び出た言葉が「全員クロマティ！」で、そこからは快進撃、巨人時代を彷彿させるような力強い打撃で、チームを一気に勝利へと導いていく。「最強〜！」と喜ぶ武井監督の後ろで、クロマティ氏もハイタッチで大喜び、最後にはお決まりの「万歳三唱」で締めるという、見どころ満載のCMだ。

また、「モバサカ 全員アルシンド」篇では、「モバプロ」篇と同様、「モバサカF.C.」がすでに5対0で大敗を喫する目前に、武井監督が“あの采配”を振るう。そこで現れたのは現役時代からちょっぴり変貌を遂げたアルシンド氏。けれど、ひとたびボールをキープすれば、そのスピード感とボール捌きは目を見張る動き。極め付けのヘディングでチームを最強クラブへと導いていく。最後のダジャレまで必見の本CM、かつての名プレーヤーの妙技に注目だ。

武井は撮影時、モバプロ、モバサカオリジナルユニホームをかわいく着こなし、元気に登場。武井の元気でかわいい演技に、クライアントもスタッフもみんなウットリだった。全員クロマティ、全員アルシンドという子どもが考えるようなハチャメチャな選手交代を無邪気にコールする武井の表情は、かわいい仕上がりだ。

クロマティ氏は59歳とは思えない丸太のような腕でブンブンとバットを振った。現役選手時代から変わらずのサービス精神満点のクロマティ氏は周りのスタッフにも日本語で話しかけたり、最後はお決まりのバンザイでしめたりと、スタッフにとっては夢のようなひとときに。

アルシンド氏は、撮影中もいつも陽気で、懐かしいセリフ「友だちナラ、アタリマエ〜」を連発。多少髪の毛は薄くなり、時の流れを感じさせつつも、ドリブルやヘディングのシーンではブラジル仕込みのテクニックで華麗にプレーを決めていた。